気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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テドンの村 Lv.22

船で陸沿いを南下し、勇者一行はテドンの岬へとやって来た。最南端で船を降り、そこから北上する。既に夜の闇が辺りを包み、魔物達の殺気が渦巻いていた。
「ここら辺の魔物は強いな……凄い殺気だ…」
辺りを見回すカイの表情は厳しいものだった。ソルはそんな彼の隣で肩を並べて歩いていた。珍しく歩調を合わせる男に、カイは更に辺りへの警戒を強くした。そんな二人の前に、魔物の群れが現れた。
「坊や、魔封じの杖を使え」
「う、うん。分かった」
呪文を使う魔女やシャーマン、そして攻撃力の強い地獄の鎧が現れ、ソルが戦闘に口を出してきた。カイは杖を握り締めて、戦闘態勢に入った。まずは回復呪文を得意とするシャーマンの呪文を封じ込める。だが、その間に魔女が焔の呪文を使い、ソルとカイは同時にダメージを受けた。
「くっ……ソル、大丈夫か?」
「俺より自分の心配してろ。今の坊やにはキツイ相手だろうが」
「これくらい平気だよ」
平然としているソルの姿に安堵の息を吐くと、カイは魔封じの杖を振るって敵の呪文を封じていく。そんな行動を予測していたのか、ソルが一歩踏み出して彼を後ろ手に庇った。地獄の鎧の攻撃。痛恨の一撃。勇者は深手を負ったが、回復をせずに刃のブーメランで全体攻撃を仕掛け、呪文を使う魔物達を一掃した。
「ソルッ!!」
即座に、カイが回復呪文を唱えた。残る敵は地獄の鎧一体。武器を鉄の斧に持ち替え、ソルが地を蹴った。
「喜べ、倍返しだ!」
会心の一撃。魔物の群れをやっつけた。やれやれと武器を担ぎ直す勇者に駆け寄り、カイはもう一度回復呪文を掛けた。
「大丈夫か?助かったよ」
心配そうにしているカイの頭を撫でてやり、ソルは口元に笑みを浮かべた。そんな男の様子に安堵すると、カイはシュンと頭を落とした。
「すまない。まだ沢山体力が残っていたから…平気だと思ったんだ」
「ここの敵の攻撃と今の坊やの体力に差があり過ぎるんだ。十分にレベルが上がるまでは無茶するな」
「…うん」
カイは賢者に転職してレベル1からスタートしている。戦闘中に名前が黄色くなる危険信号が出る前に回復しなければ、体力の低さから殺られてしまうのだ。勇者とのレベルの差は未だ大きい。
「おら、サッサと村に向かうぞ」
頭を落とすカイの背を押し、ソルはテドンの村へ歩き出した。
深夜だと言うのに、村人が歩き回っている。カイはそんな村人から情報を得ているようだが、ソルは辺りに視線を走らせていた。
「ネクロゴンドには火山を越えないと……ソル、どうした?」
「いや、装備でも整えるか」
「え?うん、結構強い防具が売っていたよ」
「……そうか」
武器防具屋には強い武器は置いておらず、防具のみ揃えて宿屋に向かった。
「それにしても…アッサラームのように劇場がある訳でもないのに、どうしてこんな夜中に村人が起きていて、お店まで開いているんだろう?」
「……鈍いヤツだな…」
「何?ソルは何か気付いたのか?」
「さぁな、サッサと寝ちまえ」
ベッドに横になり、ソルが目を閉じた。今夜は触れてこないと見ると、カイは安心してベッドに入った。
翌朝、太陽の光が差し込む部屋で目覚めたカイは、驚愕に声が出てこなかった。昨夜は真っ暗で良く見えなかったのだが、このテドンの村は廃墟と化していたのである。それでも信じられずに村中を回り、カイは武器防具屋の二階で闇のランプを手に入れた。カイはそのベッドに横たわる白骨を見て呆然としており、ソルはゆっくりと口を開いた。
「昔、魔王に楯突いて滅ぼされた村だ。村人はその事に気付いてねェがな」
「……そんな…」
「ここはネクロゴンドに一番近い村だ。良くも悪くも、その影響を受けてるのかも知れねェな」
「悪いに決まってる!!村人は何も知らずに今も彷徨っているんだぞ!!教えてあげなきゃ!」
カイが闇のランプを道具として使った。辺り一面に闇が広がり、再び夜が訪れた。ソルはやれやれと肩を竦め、彼の後を追った。カイは老人を見付けると、迷わず駆け寄った。
「たとえ魔王が攻めて来ようとも、わしらは自分達の村を守るぞい!何?この村は既に滅ぼされているのではないかと?」
『はい』or『いいえ』
カイは真実を口にした。だが、
「なら、ここで話しとるわしは何なのじゃ。冗談も程ほどにせい!」
老人は聴く耳を持っていない。途方に暮れるカイの腕を掴み、ソルは村を出た。
「馬鹿が、あいつ等の時は攻め込まれる直前で止まってる。救いたかったら、バラモスをぶちのめす他に手は無ェ」
「……今までが、平和ボケし過ぎていたのかな…」
「今までの王か?あんな馬鹿共、放っておけ。大変なのはこれからだぜ」
「ソル、バラモスを必ず倒そうな」
カイが決意を新たにしたようだ。ソルはそんな彼の様子に満足したようだ。最大の褒美が待っているのだ。勇者のやる気が少しだけ出た。


攻略の順番、間違えました。
テドンじゃなくて、先にムオルに行かなくてはならなかったようです。
ムオルはダーマの神殿から北東。地図で言うとロシアなのですが、ドラクエの地図はロシアを半分切ったような形になっているので、説明がし難い…。
何にしても、間違ったのです。大した問題でもないのですけれどね。
タイトルのレベル表示が一個低くなるなぁと思っての、報告でした。

ようやく今日髪を切ってきました。
ほとんど切ってはいないのですが、パーマあてたのでいい感じに短くなってます。
ところが、次からはデジタルパーマ禁止令が出てしまいました。
普通のパーマでちゃんと当たるかは謎ですが、次々回辺りにチャレンジします。
次は全面ストレートじゃないと癖が出てきて大変です。

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