気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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バハラタ東の洞窟 Lv.19 ①

素っ飛ばしたイベントに戻って来た。誘拐された町娘を救い出す為に、敵の数が多い洞窟内を進む。
ソルが刃のブーメランで全体攻撃を仕掛け、カイが鋼鉄の鞭を振るいグループ攻撃を繰り出す。多少攻撃力が落ちるが、こういった多数攻撃出来る武器は、多勢に無勢の状況では重宝する。
「それにしても……同じ様な地形が続いて、今どこにいるのか分からなくなって来たよ…」
「シッカリしやがれ、元盗賊。この先に宝箱がある。先に全部集めるぞ」
ソルの言葉通り、通路を進んだ先に宝箱があった。それを開けながらカイは微笑んだ。
「勿論。それに、お金も貯金しに行かないと…」
「……またアリアハンに戻る気か?」
「うん、母上殿に賢者になったって報告もしたいし…」
「……………そうか」
嫌そうな勇者の様子を不思議そうに見ながら、カイが宝箱を開けた。
「痛ぁ―――――――ッ!!!」
「んだぁ!?」
突然悲鳴を上げた彼を見ると、宝箱に手を咬まれているではないか。以前にも似たような事があった。ソルは鋭く舌打ちし、武器を鉄の斧に持ち替えて斬りかかった。
「また人食い箱か!」
「ソ、ソル。どうしよう…」
ピラミッドで手酷い目に遭っている為か、カイが武器をルーンスタッフへ持ち替えながら、不安そうにしている。ソルは人食い箱を見据え、ニヤリと口の端を上げた。
「武器を構えろ、行くぞ」
「……で、でも…」
「余裕で勝てる。心配するな」
「…うんッ」
以前より二人は確実に強くなっているのだ。そして何より、
「スクルト!」
守備力増強の呪文を覚えたカイがいれば、怖い敵などいない。
「ゴタクはいらねェ!!!」
斧を振るい、ソルが人食い箱を一刀両断した。会心の一撃。カイがホゥッと感嘆の溜め息を零した。
「ククク、見惚れてねェで、次行くぞ」
「…み、見惚れてなんて…」
ゴニョゴニョと言葉を濁し、カイは火照る顔を押さえて男の後を追った。この戦闘のおかげでカイの人食い箱に対する苦手意識が消えた。こうして、罠を恐れる事無く全ての宝をひとまず集めると、二人は貯金の為にアリアハンへ戻った。大事の前の小事。せこかろうが何だろうが、二人旅ではこれが大切なのである。
「母上殿、ただいま帰りました!」
「良く戻った、カイ。ほぅ、その姿は…?」
銀行に金を預けて家に戻り、カイは旅の出来事を黒髪のギアに報告した。その間、ソルはつまらなそうに煙草を燻らせていた。そうして一晩家に泊めて貰い、翌朝カイはボス戦に備えて準備をしていた。
「カイ、あの馬鹿に酷い目に遭わされていないか?大丈夫か?」
「大丈夫です、母上殿。ソルは優しいですから」
「夜毎無理強いをしている訳ではない、という事か?」
まるで見ているのかと思うほど、この母親の言葉は直球である。カイは顔を紅潮させながら、どう答えていいものやらと迷い、言葉を探した。
「ええと……最後までは…しないので…」
「当然だ。今はかなり遠い所まで行っているようだが、何かあればすぐに戻って来るのだぞ」
母親はカイの身を案じて言った。カイはそんな黒髪のギアの優しい心遣いに感謝して、嬉しそうに微笑んだ。準備を終え、カイは煙草を吹かせて待っているソルの元へと向かった。
「ッたく、何であんな野郎と話が出来……ぉあッ!」
暴言を吐いている途中でソルが悲鳴を上げた。足元を見ると、使役獣が嬉しそうにソルの脚に噛み付いている。
「ふふ、母上殿は優しいよ。その証拠に、ほら。別れを惜しんでいるじゃないか」
「どこをどう見てそう思う!?」
「こんなにシッカリ噛み付いて、よしよし」
「ワザとか、テメェっ!!」
怒り狂うソルを尻目に、カイはペロッと舌を出して悪戯が成功したような笑みを浮かべて先に歩き出した。
「ッたく、いい加減に離れやがれ!!」
ソルが蹴り飛ばそうと脚を振り上げると、使役獣は危険を察して地中に逃げていった。そうしてようやく自由になったソルは、鋭く舌打ちした。
「何がしたいんだ、テメェは?」
尋ねると、地面から黒髪のギアが音も無く現れた。
「カイが賢者になり、益々貴様がここに寄り付かなくなるのはいい事だ」
「………そうかよ」
「だからと言って、私が何も知らぬと思うな。以前のようにあの子を傷付ける様な真似をした時は、容赦しない」
「いい加減に覗き見やめろよ。アイツを泣かせるような事はもうしねェ」
やれやれと肩を竦め、ソルは深い溜め息を吐いた。ロマリアでの一件の後、何かと使役獣の視線を感じていた。最終目的の為に、処理と銘打っての慣らしを行っている事も筒抜けなのだろう。
「あの子は貴様のような男を信頼しているのだぞ。それを…貴様は何だと思っている?性欲処理の道具ではないのだぞ」
「…」
「何故黙っている?答えられぬのか?」
「テメェは誰かを抱く為だけの理由で、魔王をあの世に叩き帰す気になるか?」
逆に訊き返され、黒髪のギアは口を閉じた。面倒事を嫌い、やる気を見せない男が、その理由の為だけに旅を続けているのである。
「別に勇者と認めて貰いたい訳でも、感謝されたい訳でもねェ。アイツを抱きたいだけだ」
「そんな理由で倒される魔王の身になれ。情けないだろう」
「知った事か。サッサとバラモスをぶちのめして、アイツを抱く」
一晩カイに触れていない男は欲求不満のようだ。母親は痛む頭を押さえた。
「愛しているのならば、もう少し思い遣ってやれ」
「ふざけんな、毎晩寸止めしてんだぜ。これ以上我慢出来るか」
「それをやめろと言っているのだ」
「目の前にある揚げ立てポテトを食うなと言われてるもんだぜ」
「……う、そうか…」
母親が口籠り、この口論はソルの勝利に終わった。そんな話題の彼は、遅い勇者を心配して待っていた。
「遅いなぁ、ソル……。久し振りの母上殿だから話し込んでいるのかな?仲がいいからなぁ」
賢者になっても、カイはカイであった。


いやはや…スクルト覚えたら、戦闘が楽ですねェ。
回復もカイがやるので、ソルは攻撃に専念して魔物を一掃しています。
勇者一行、強いです。
さて東の洞窟…寄り道し過ぎたおかげで、引っ張ってしまいました。
本当の母親は勇者を溺愛しているのですけれどねェ…
何故かここの母親はカイを大切にしております(笑)
現状報告はこの母がいてこそ出来るので、助かります。

ようやく4月終了ですか。後一日残っていますが、仕事は終わり。
で、黄金の連休に突入ですね(笑)
そんな連休を真面目に勉強に費やす事になるのでしょうな…。
胃に穴が開くといけないので、時々ゲーム…
船を手に入れたら、終盤まで一直線。頑張ります!

拍手して下さった方、有り難うございました!
居間で爆睡を繰り返し、日記もまともに書けず…申し訳ないです;;
えぇ、元気出して頑張ります!!

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