気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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ピラミッド Lv.16

勇者一行は再びじりじりと照りつける太陽の下、砂漠を北上してピラミッドへとやって来た。先人の偉業の結晶、ピラミッド。内部はひんやりと涼しく、狭い入り口を進むと、中は天井が高く広かった。
「うわ~、思ったより広いなぁ」
「こりゃ攻略が面倒そうだぜ」
「うん。仕掛けも沢山あるみたいだから、気を付けて……」
カイはセリフを全て言い切る事が出来なかった。ソルの姿が一瞬の内に掻き消えたのだ。
「うぉおあ!?」
「うわ――――ッ!ソルッ!!!」
勇者は落とし穴に落ちた。
「馬鹿―――――ッ!!言ってる矢先に落ちるヤツがあるか!!!…はっ!」
ソルが落ちた穴に向かって大声を上げ、カイはハッと我に返った。ピラミッドは魔物の巣窟。侵入者の存在に気付いた魔物が近付いて来たのだろう。殺気が辺りを包み込み、カイは慌ててソルの後を追って落とし穴に飛び込んだのだった。

気を取り直して、TAKE2
まっすぐ進むと落とし穴の罠がある為、多少遠回りをして先に進んで行く。
「あ、宝箱だ」
さすが盗賊。目敏く宝箱を見付け、開けた。だが、空っぽ。既に荒らされた後だった。
「クックック、こんな入り口の宝箱になんぞ期待してんじゃねェ」
「う……、でも、掘り出し物があるかも知れないじゃないか」
カイが片っ端から宝箱を開けていく。すると、
「痛ぁッ!!!」
カイが悲鳴を上げた。
「んだぁ?」
振り返ると、カイが宝箱に手を咬まれているではないか。ソルはギョッと目を剥いた。
「人食い箱ッ?何でこんな所にいやがる!?」
ソルが叩き斬ろうとすると、人食い箱はヒラリと逃げてかわした。自由になったカイは、状況を飲み込めないままに体勢を立て直す。
「え?何!?モンスター??」
「逃げるぞ、坊や!今の俺達じゃ相手にならねェ!!」
「う、嘘…っ!?」
「走れ!殺られるぞ!!」
ここはゲーム序盤のピラミッド。中盤から終盤のレベルの人食い箱を倒すのは、今の彼等には不可能だった。人食い箱が甘い息を吐き、勇者と盗賊が眠りに落ちた。つまり、死亡確定。

何度でも挑戦、TAKE3
先に進む。他のものには目もくれず、魔法の鍵を取りに行く。寄り道をするから、失敗をするのである。
「一度に出てくる敵が多いなぁ。こっちは二人しかいないのに…」
「あぁ、仲間を呼ばれるのが一番痛いな」
仲間を呼び、痛恨の一撃を繰り出すマミー。睡眠の呪文を使う大王ガマと一緒に出てくると脅威である。そう思うと出てくる、世の無情。二人に正しく危機が訪れた。
「く…不覚…」
ソルよりも呪文耐性が低いカイが眠りに落ちた。鋭く舌打ちし、ソルが敵に真っ向勝負を挑もうとした。が、常に多勢に無勢なのだ。その上、仲間を呼ばれたら、正しくタコ殴り状態である。
「調子に乗りやがってェ!!!!」
勇者が怒り狂う気持ちが分かるだろうか。自分やカイを回復している間に仲間を呼ばれ、攻撃に移ろうとしたら眠らされてボコボコに殴られ、なす術が無い。運が悪いのか、痛恨の一撃までまともに食らい、目も当てられない。どうしろと言うのか。だが、仏の顔も三度まで。ソルの表情が変わった。

レベルは低くない、と思う。レッツ、チャレンジ!TAKE4
ここまで来れば、後は運の問題だ、と思う。出てくる敵の種類と数。寄り道せずに、罠に引っ掛からずに、先に進むべし、進むべし、進むべし!
「ようやく三階だ!あの大岩のカラクリを解けば、鍵が手に入るぞ!」
カイの表情に笑顔が浮かんだ。だが、ソルは表情を変える事無く、イシスの城で手に入れた情報を元に、カラクリのスイッチを押していった。
全てのスイッチを押し終わると、どこからか重い岩の動く音がした。
大岩に閉ざされていた部屋に置かれていた宝箱を開けた。
なんと!魔法の鍵を見付けた!
「やっと手に入れた…。さ、早くこんな所出てしまおう」
道具袋の中に鍵をしまい、カイは上階を目指すソルを追った。ここまで来れば、下に降りるよりも先に進んで、外に出た方が早いのだ。早速手に入れた魔法の鍵を使って4Fに上がると、沢山の宝箱が置いてある部屋に出た。
「凄い、王の棺だ…」
「ここの宝はまだ誰も手を付けていないみてェだが…?」
「勿論、貰って行くぞ。今までの失敗のおかげで、沢山出費したから」
「…ッたく、しゃあねェな…」
張り切って部屋に入って行くカイの後を追い、ソルはやれやれと肩を竦めた。
ソルは宝箱を開けた。どこからともなく、不気味な声が聞こえる……。
「……王様の財宝を荒らすものは誰だ。我らの眠りを妨げるものは誰だ…」
ミイラ男×4が現れた。
「うわぁ…何て解り易い展開…」
「ウゼェ…」
敵を倒すと宝箱の中身を手に入れられるのだが、その為にはミイラ男×4を12回こなさなければならなかった。
「ウゼェッ!!いい加減にしやがれ!!!」
ミイラ男を蹴り倒し、ソルが吼えた。気が長い方ではない男が、ここまで付き合ったのが奇跡か。カイは苦笑を零した。
「ここをクリアしたら西の地へ行けるようになるんだ。武器を買うお金も必要だし、ここ以上の強い敵が出て来るんだから、貰える物はシッカリと貰っておこう」
この階の全ての宝箱を失敬し、勇者と盗賊は何とかピラミッドの攻略に成功したのだった。


ピラミッド攻略しましたよ!
サブタイトルを人食い箱の恐怖にしたかった(笑)
欲張って宝箱を開けていたら、文中のような事が起きてしまいまして、この時点で二人では絶対に勝てませんよ。四人で挑んだら勝てるでしょうけれどね…。
また終盤辺りに戻ってきて、宝箱を頂きたいと思います(笑)

う~ん、最近吹き出物たちが絶好調なのです;;
友人に言うと、季節の変わり目&ストレスが原因かも知れないとか…。
居間で爆睡したりしているのも原因でしょうね…。
無理せずチャッチャと寝よう…

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