気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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隠里、ノアニール Lv.14~アッサラーム Lv.14

まずは夢見るルビーをエルフの女王に返さなくてはならない。ソルは急いでエルフの隠里へ向かった。
「なんという事じゃ!息子が死んでいたなど……。わしの妻が目を覚ましてこの話を聞いたらどれほど悲しむ事か…。ああ、嘘だと言って下され!」
ノアニールの村長が嘆き哀しんでしまった。いつも通り素通りすれば良かったか。ソルは話しかけた事を悔やみ、女王の下へ進んだ。
「その手に持っているのは夢見るルビーでは……?なんと!アンと男は地底の湖に身を投げたというのですか!?おお!私が二人を許さなかったばっかりに……。……………。分かりました。さあ、この目覚めの粉を持って村にお戻りなさい。そして呪いを解きなさい。アンもきっとそれを願っている事でしょう……。おお、アン!ママを許しておくれ……」
ま、自業自得だ。言葉には出さなかったが、ソルは冷ややかに女王を見ていた。
「あなた方にはお礼を言わねばなりませんね。けれど……私は人間を好きになった訳ではありません。さあ、おゆきなさい」
同感だ。貰う物を貰えば、もうここには用はない。ソルはサッサと踵を返して歩き出した。
「素通りしてもいいくらいだが、一応村人を起こしてやるか…。装備だけ整えてサッサと先を急ぐぞ」
最短でアッサラームへ行きたいようだ。その目的を知るカイのやる気が徐々に失せていく。そんな事とは露知らず、知っていても動じないであろうが、ノアニールにやって来ると、早速ソルは目覚めの粉を掌に乗せた。目覚めの粉は風に舞い上がって村を覆ってゆく!なんと!人々は目覚め始めた!
「ふわあ…。ノアニールの村にようこそ」
カイがどれほど揺さ振っても、呼び掛けても起きなかった村人が目を覚ました。ソルは村に活気が戻った事を確認し、道具屋で装備を揃えると、村を出て東の地へと進路を進めたのだった。
「先を急ぐのはいい事だと思うよ。でも、お前の考えは間違っていると思う」
ロマリアの東の橋を渡った所で、とうとうカイが不満を口に出した。そんな彼を横目に見やり、ソルは口の端を上げて笑った。
「何だ、ヤらせる気になったのか?」
「……お前と言うヤツは…。そういう考えから離れろと言っているんだ」
手厳しい盗賊に、勇者は肩を竦めた。
「坊やの方が野郎として間違ってると思うがな…。処理してんのか?」
「……うるさい」
「恥ずかしがる事ねェだろ。野郎として当然だ」
「…人間としては間違っていると思うぞ」
男の考えが変わらない事を察すると、カイは口を閉ざした。
そうして、夜でも賑やかな眠らない町、アッサラームへとやって来た。だが、まだ日が高い。まずは街の見物だ。商品の値段が付いていない怪しげな店は無視し、その他の武器防具屋や、道具屋を回る。
「強い武器が売っていないな。これから砂漠に入るのに、今までの武器じゃちょっと不安だぞ。……やっぱりちょっと怪しかったけれど、さっきの店で買った方がいいのかな…」
「開いてなかった店が一つあっただろ。夜にもう一度行くぞ。まともな武器の一つでも置いてるはずだ」
「うん」
「夜まで時間潰すか。日が高いとつまらねェ町だ」
失礼な事を平然と言う勇者である。カイは一瞬表情を曇らせたが、頭を振って気持ちを切り替えてソルの後を追い、日が落ちるまで町の外で路銀稼ぎに精を出したのだった。


また引っ張ってしまいましたが、アッサラームまでやって来ました。
お楽しみは次回、と言う事で(笑)
ギャグにするか、真面目に頑張るか、悩みどころです…;;
いやいや、ギャグですよ。自主規制しましょうね(笑)

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拍手して下さった方、有り難うございますvv
眠気に負けて、日記が書けない日が続いていましたが、
元気出して頑張ります…。
ホント眠いのです…;;
えぇ、チャッチャと寝ます…。
おやすみなさい。

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