気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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ノアニール Lv.14

ノアニールにやって来たはいいが、村人が寝こけている。カイは男性に話し掛けたり、揺さ振ったりしてみたが、一向に目覚める気配が無い。ソルは辺りを見回し、やれやれと肩を竦めている。既に原因に気付いているようだ。カイもある考えに思い至り、表情を曇らせた。
「……あんまり考えたくないけれど……」
「呪いだな」
「ハッキリと言うな」
「ま、俺達には関係無ェ。無視して進むぞ」
薄情な勇者である。カイは即座にソルの髪を引っ張った。
「ぅお?」
「薄情者!起きている人を探すぞ!」
厄介事には変わりないが、見てしまったものを無視する事は出来ない。カイはソルの後ろ髪を引っ張り、村を歩き回った。
「ッたく、いい加減髪から手を放せ、坊や」
「放したら、村人を探すのを手伝うか?」
「探して欲しけりゃヤらせろ」
「この最低勇者!!」
盗賊が放つ雷を避けながら、ソルはふと村外れにある家を視界に納めた。カイからは死角になっている事に気付くと、ソルはそれとなく立ち位置を入れ替えた。すると、カイも即座に家に気が付いた。
「あれ?ソル、あんな所に家がある。行ってみよう」
「…やれやれだぜ」
髪を引っ張るカイに、ソルは小さく苦笑を零した。

家には学者がいた。
「おお!どなたか知りませぬが、どうかエルフ達に夢見るルビーを返してやって下され!夢見るルビーを探してエルフに返さなければ、この村に掛けられた呪いが解けませぬのじゃ。エルフの隠里は西の洞窟の傍。森の奥にあるそうじゃ」
説明不十分のような気がしないでもないが、とにかくこの村の人々がエルフの呪いによって、眠らされている事は分かった。早速隠里へ向かうと、入り口で老人を発見した。
「ノアニールの村の皆が眠らされたのは、わしの息子のせいじゃ。あいつがエルフのお姫様と駆け落ちなんかしたから…。だから息子に代わってこうして謝りに来ておるのに、話さえ聞いてもらえぬ。あぁ、わしはどうすればええんじゃ!」
どうやらノアニールの村長のようだ。なるほど。大体の話は理解出来た。次に二人はエルフの女王の元へ説得に向かった。
「あなた方人間がこのエルフの里にいったい何の用です?何ですって?ノアニールの村の…。そう、そんな事もありましたね。その昔、私の娘アンは一人の人間の男を愛してしまったのです。そして、エルフの宝夢見るルビーを持って男の所へ行ったまま帰りません。所詮、エルフと人間。アンは騙されたのに決まっています。多分、夢見るルビーもその男に奪われ、この里へも帰れずに、辛い思いをしたのでしょう。あぁ、人間など見たくもありません。立ち去りなさい」
村長の言う通り、話を聴く耳を持っていない。用は済んだとばかりに、ソルはサッサと里の出口に向かって歩き出しており、カイは口を引き結んでその後を追った。
「ノアニールの村長も、エルフの女王も、自分の事しか考えていない。……この一件はそれが原因で起こっている事なのに…」
「放っておけ、首を突っ込むだけ無駄だ。坊やも出来る事と出来ねェ事がある事くらい分かるだろ。お人好しも大概にしておけ」
唇を噛むカイの頭を慰めるようにポンポンと叩き、ソルは懐に手を伸ばした。その手から煙草を取り上げ、カイはソルを見上げた。
「あの二人は放っておいてもいいとして……駆け落ちしたエルフの姫と村の若者を捜し出そう。このままじゃいけない」
「煙草返せ」
「ソル!」
「ここに来る途中、洞窟があっただろ。身を隠すとしたら、そこだ」
思いも掛けない男の言葉に、カイは驚愕に目を見開いた。やる気の欠片も見せないくせに、カイの行動パターンを予測し、次の目的地までシッカリと押さえている。カイは煙草をソルに返し、嬉しそうに笑った。
「有り難う」
「あぁ、礼は…」
言葉を切り、ソルは身の危険を感じて逃げようとしたカイを捕まえ、深く口づけた。ジタバタと暴れるカイをある程度堪能した後、そっと逃がした。
「この、馬鹿ッ!!」
「ククク、これで我慢してやってるだろ」
「貴様と言うヤツは……ッ!!」
見直したと思った矢先のこの行動にカイは怒りに震え、雷を放ちながら煙草を燻らせ先を行くソルを追い駆けたのだった。


石川県で地震が続いていますが、皆様ご無事でしょうか。
亡くなられた方もいらっしゃるようで、ご冥福をお祈り致します。
統計で見ると亥(い)の年は、災害が集中的に起きている年らしいのです。
記憶に新しい阪神淡路大震災も12年前の亥の年です。中越もそうでしたか。
そして、丁(ひのと)の暦の年、大災害が多いのだそうです。
本当なら常に災害に備えておかねばならないのですが、亥の年は特に気を付けた方がいいでしょう。

さて、DQⅠの確認終了しました。何て画面の小さい事、勇者の小さい事(笑)
敵とサシで勝負するので、それなりに強くないと遠出が出来ない為、レベルは常に高めで攻略に挑みます。すると、大体が一撃必殺。イントロ並の速さで戦闘が終了します。二人旅では到底無理な戦闘ですよ。で、ようやく確認が終わり、二人旅を再開したのですが、弱い;;やっぱりシリーズ中Ⅰの勇者が最強かと…。まぁ、敵もそれほど強くないのでしょうね。いや逆に、一人で旅するのに卑怯な技使われたら、死ぬしかない訳ですよ。そう考えると結構シビアな闘いしてると思いますよ(笑)

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