気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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シャンパーニの塔 Lv.?

攻略レベルはとうに過ぎている。それでも勝てない、初のボス戦。
「ク、ククク、クックック、クッハハハ、ハッハッハッハッ、ア――――ッハッハッハッハッハッ!!!!!!」
止めの一撃を食らいながら、ソルが狂ったように笑った。この男がここまで笑うのは、珍しいを通り越して、奇跡である。
「ヒイィィィィィィイッ!!頭ぁ!!逃げやしょう!殺される!!」
「もう嫌だ!!怖い!!スゲェ怖いです、頭ぁ!!!!」
瀕死に追いやられても、明確な敵意、そして殺意を剥き出しにし、凄まじい殺気を放っているものだから、勇者を破った側のカンダタ子分達が恐れをなしてしまったのである。勇者、恐るべし。
「に、逃げたくても、オレ様達は、ププ、プログラムに支配されているんだッ!!どれだけおっかなくても、倒されるまで……耐えろ!!」
カンダタが震え上がりながら叫んだ。まるで早く倒して欲しいような言い方である。勇者、恐るべき男である。
これは、三度目の正直だった。
攻略レベルのLv.13に達し、まずは様子見でシャンパーニの塔に挑んだのだ。宝箱を取りながら、6F建ての塔を5Fまで難無く突破する事に成功した。5Fにはカンダタ子分が二人待機しており、
「おいっ!変な奴らが来たぞっ!」
「よしっ!お頭に知らせに行こう!」
対決するのかと思いきや、上階へ行ってしまった。
「各個撃破出来たら楽だったのに…」
「言っても仕方ねェ。追うぞ」
「はい」
やはり言葉の端々にやる気を滲ませる勇者。カイは頼もしいその背中を追った。盗賊は何も気付いていない。
階段を駆け上がり、6Fに辿り着くと、覆面の大男がいた。カンダタである。足元にいくつもの宝箱を置いている。その中の一つが金の冠である。
「良くここまで来られたな。誉めてやるぜ!だが、オレ様を捕まえる事は誰にも出来ん。さらばだ!わっははは!」
カンダタがそう言い終わると同時に、二人の足元の地面が消えた。
「「!!」」
落とし穴に、なすすべなく落ちていく二人。
「へぇ、やるじゃねェか」
「感心している場合か!追い駆けないと、逃げられる!!」
慌ててカイが駆け出し、心配要らないのだがと、ソルは余裕の体を崩さない。再び6Fに行くと、そこには宝箱もカンダタ一味もおらず、その先から階下に飛び降りたと見える。迷う事無く階下へ飛び降りると、その先でカンダタ一味を見付けた。
「しつこい奴らめ!やっつけてやる!」
カンダタ、カンダタ子分×3との戦闘に突入。
「あぁ!」
「くっ」
最上階に強敵が待つとは、良く言ったものだ。塔内の敵とは比べ物にならない。防御力の低いソルなど、ひとたまりもなかった。回復が間に合わないのだ。防御に徹すれば、負けるのは目に見えている。
「これが私が持つ最後の薬草だ!」
カイは薬草を使った。ソルのHPが回復した。
「馬鹿が!俺に使うヤツがあるか!!」
「はは、ごめん」
「カイ―――――――ッ!!!」
どこかで大型ギアと闘った後のような絶叫を上げられ、カイは苦笑した。
「まだ死んでないから…」
だがそれも束の間。圧倒的な力の差に、敢え無く敗退した。様子見できたのだから、これは予想通りだ。だが、
「おお、ソル!死んでしまうとは不甲斐無い!そなたの父、オルテガの名を汚さぬようにな。ではゆけ、ソルよ!」
アリアハン王のこのセリフは多少頭にきたようだ。カイの棺桶に一瞥を投げた後、ギラリと王を鋭く睨んだ。自国の王に暴言を吐く真似はしないが、威嚇はする。赤茶から赤、そして金に移り変わる瞳で、ニヤリと凄絶な笑みを浮かべた。その場にいた大臣や近衛兵達まで腰を抜かすほどの、凄まじい殺気だった。これでは、まだ暴言を吐いた方が可愛いだろう。フンと鼻を鳴らすと、ソルはカイを生き返らせる為に協会へ向かった。
「う~ん、見事にやられてしまったな…」
「予想済みだ。もう少しレベルを上げて行くぞ」
「うん」
そうして、レベルが一つ上がる毎に挑戦していたのだが、三度目にもなると、ソルの堪忍袋の緒が切れた。当然だ。この男にはある目的があるのだ。
「テメェ等!!次だ!!次で必ずその首掻っ切ってやる!!!この俺の手を煩わせた事、あの世に帰って後悔しやがれッ!!!!!」
まるで手負いの獣の唸り声。腹に響くような肉食獣のそれに似ていた。そうして焔を撒き散らしながら吼える男に、カンダタとその子分達は震え上がった。そんな四人の目に、崩れ落ちる男の陰に、翼を生やした異形が見えた。ような気がしたのだった。
勇者、怒らすべからず。

初のボス戦でした。
あはは、えぇ、見事に倒されてきましたよ…トホホ(涙)
カイは硬いのですが、ソルが軟い。
それなら、カイを前線に出せばいいと思うでしょう?
駄目なのです。硬いけれど、HPが低いので回復が追いつかなくなるのです。後ろに下がっても、ソルも攻撃を受けるのでね…;;
っていうか、それはしたくないのです!
イスカのカイ、ソルWin並に!!(笑)
地道にレベルを上げて、また挑みたいと思います。
ちなみに、三回目はまだ行ってません(笑)
これで倒したいなぁ…(切実)

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