気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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いざないの洞窟 Lv.8~ロマリア Lv.10

単独とは一つだけ、一人きりという意味である。
「ソル!知っていたのなら、何故言わないんだ!!」
カイが血相を変えて叫んだ。
「言ってやっただろ、さっき」
ソルが口の端を上げて笑った。仲間割れをしている暇など無い強敵が相手なのだが、それでも二人の勢いを止められる者などいない。
ここはいざないの洞窟。アリアハン東地方に位置する洞窟である。ここに出現する厄介な敵、魔法使い。その名の通り、呪文を使ってくる強敵だ。この敵に関する情報が間違っていたのである。いや、間違いとは語弊があるだろうか。全ては出てくる確率の問題であり、即ち運。序盤では単独で出てくる事が多いと記述されているのだが、ここでは最大四体までが群れて出てくる時があるのだ。結局は彼等の運が悪いのである。
「何度群れと遭遇していると思っているんだ!これじゃ、洞窟を抜ける前に薬草が無くなるぞ!!」
「いいじゃねェか、その時は俺が介抱してやるよ」
性質の良くない笑みを閃かせる勇者に、盗賊は背筋を凍らせた。
「斯くなるうえは……神よ、お許し下さい!これも私の身の安全の為!!」
魔物の群れをやっつけた。カイは薬草を盗んでいた。
「…テメェ、それでも…」
「うるさい、先を急ぐぞ」
意地悪な勇者である。それでも、前線に立ってカイをちゃんと守っているのだ。からかわれているだけなのだろうが、冗談なのか、本気なのか、良く分からない時がカイにはあった。勿論、勇者の狙いはただ一つであるのだが。

無事に洞窟を抜けてロマリア・カザーブ地方へワープして来た二人を待ち受けていたのは、強いザコ。新大陸に移って来ただけあり、敵も強くなっていた。
「ま、俺達のレベルが攻略レベルに追いついたって事もあるか…」
メダルと交換した棘の鞭を振るい、見事に敵を倒していくソルは、それでも余裕の体を崩さない。
「…あぁ、気を張るだけ損なのだろうか…?」
「どうした、坊や?気の抜けた顔して…」
「どんな状況でも余裕のあなたが羨ましくて…。私などがサポートしなくても、大丈夫じゃないですか…」
シュンと落ち込んでしまったカイの様子に、ソルは眉間に皴を寄せた。多少強くなっていたり、面倒な呪文を使ってきたりするだけで、命に関わるような怖い敵ではない。それはカイがいるから言える事なのだが、どうもからかい過ぎて自信を無くしてしまったようだ。失敗したと頭を押さえ、ソルはロマリアの城下町へ向かった。
カジノへ連れて行って、気晴らしでもさせようと思っていたのだが、その必要が無くなる出来事が起こった。道を尋ねようと、ソルは男性に声を掛けたのだが、先手を打った男性が口に出した言葉が、
「これは噂ですが…やがてアリアハンの勇者がやってきて、魔王を退治してくれるそうですよ」
だった。そんな事を聞きたかった訳ではない。呆れ返るソルの隣で、カイが顔色を変えていた。今にも説教モードに入りそうだった彼を引き摺り、場所を移動した。
「なんて他力本願な!人事だからと言って、簡単に考え過ぎではないのですか!!魔物が強くなっている現状に危機感を持たないなんてっ!!」
まるで自分の事のように憤慨する彼に、フッとソルの顔に笑みが浮かんだ。
「何が可笑しいのです!あなたの事でしょう!!」
「あぁ。坊やもちゃんと考えてるみてェだな、安心した」
「…っ!」
カァッと顔を赤くし、カイが口を噤んだ。言外に、同じ事を考えていたと言う事をすぐに察したようだ。
「装備整えに行くんだろ、行くぞ」
満足そうに笑みを浮かべる男を追い駆けながら、素行は悪いが、それとは裏腹な思慮深さに改めて触れて、カイは沈んでいた気持ちを切り替えた。

GGアレンジ戦士ソル。
かかって来いよ

ピンクの旦那様(笑)
ラブリーなピンクは避けたかったので、多少色は変えています。鎧も多少GG風にアレンジしつつ、旦那様が少しでもカッコよく見えるように、見えるように…。
やっぱり、鎧の色を赤にすれば良かったっ!!!(涙)
……ま、まぁ、ラブリーな外見とは裏腹に、とっても力持ちってとこを見て頂ければ……えぇ、斧デカく描き過ぎました(笑)
リクエスト有り難うございました。

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昨日はゲーム日記書き終わると同時に気を失ってしまい;;
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