気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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レーベ Lv.2~ナジミの塔 Lv.4

勇者が生まれ育ったアリアハンから北に向かうとレーベの村がある。路銀稼ぎの場をレーベ周辺に移し、せっせとモンスター退治に励む勇者と盗賊。
「既にナジミの塔攻略レベルに達しているのに、どうしてこんなに装備が揃わないのだろう?」
後少しで十分な装備が揃えられる所まできて、カイはこの現状に首を傾げた。
通常はLv.4で攻略出来る塔だが、それは四人揃っての数字である。二人で攻略しようと思うと、単純計算して、その倍のLv.8が必要なのだが、それも既に達している。
「安全策を取ってるからだ。無茶していいなら、狩場をもっと東に移す。多少敵が強くなるが、今よりも金は多く手に入るぜ。それか、塔に続く洞窟内部の宝箱を探すかだ。行って戻って来るだけの体力がなければ無理だが…。ま、残金を考えると東に行った方が早いか」
煙草に火を点け、ソルがカイの疑問に答えた。つまり、ハイリスク、ハイリターン。ソルが『安全策』を取る理由はただ一つ。回復呪文を使えるのが、勇者のみという事だ。
「…体力の事ならもう心配いらない。もう少し東に移ろう」
余りの体力の低さに弱音を吐いてしまった為に、ソルが思い切った行動に移れなかったのだと、すぐにカイは思い至った。だが、レベルが上がってくると、自然と体力も付いてくる。ソルよりかは低いが、既に不安要素ではなくなっていた。
だが、―――
「だから、敵が強くなると言っただろう!」
敵を叩き斬りながらソルが吼えた。催眠の呪文で眠らされ、幻惑の呪文で命中率を下げられ、更には仲間を呼ばれて敵が増えていく。それで無くとも多勢に無勢。ピンチはすぐに訪れた。
「だって、魔法を使ってくるとは思わなかったんだ!」
「馬鹿が!向かう先の敵の情報くらい頭に叩き込んでおけ!!」
痛烈な指摘に、カイは口を閉じた。反論の余地がないからだ。何故ソルが動かなかったのか、もっと考慮するべきだったのだ。己の落ち度である。
「……すみませんでした…」
素直に謝罪するカイを肩越しに振り返り、ソルは口の中で短く呪文の詠唱に入った。カイよりも魔法力の落ちるソルでは、呪文を覚えられるのが多少遅い。
「逃げるか、叩き伏せるか、どっちだ?」
使えるようになった回復魔法を掛けてやり、尋ねた。戦況を立て直す事に成功すれば、後は闘いの見極めだ。それをカイに委ねたのである。
「倒します」
即座に答えるカイの表情に、ソルは満足そうに口の端を上げた。二人とも幻惑の呪文に掛かっており、命中率を下げられていた。カイに至っては力が弱い上に、武器が初期装備の為、一撃で敵を倒せない。それでも、勝機を見出し、出した答えだった。
「催眠の呪文を使う敵を倒した後は、仲間を呼ぶ敵を任せます!」
「上等だ」
厄介な敵さえ先に叩いてしまえば、それほど怖い相手ではない。それを一戦交えただけで見極めたのだ。ソルから見れば、一戦交える前に知っていて欲しい事であるが、済んでしまった事を言っても仕方がない。適応力と判断力さえあれば、それでいいのだ。二人は同時に地を蹴った。
「手の内は仕舞いか」
「今回は私の勝利ですね」
長引いた戦闘だったが、深手はない。そして、その戦闘に見合う金が懐に入った。カイは金入れを確認すると、ソルを見上げた。
「これで装備が整います。塔へ向かいましょうか」
「その前に…」
「分かっています。敵の情報を調べるのでしょう?」
「クックック、分かってるならいい」
カイの頭をポンポンと叩き、ソルは歩き出した。カイはそんな頼りになる勇者の背中を追い駆けるのだった。

ちょっとした体調不良の為に、途中で気を失っていました。←寝てたって意味ですよ。昨日もね(笑)
それにしても、このDQⅢ二人旅のゲーム日記…
面白おかしく書くつもりが、何故か真面目に書いています;;
きっと絡む相手がいない路銀稼ぎの成せる業。
アリアハンに帰って母親役との絡みを入れたら、ギャグになったのでしょうか……いや、絶対なったのに…
…失敗。

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いえいえ、心に潤いを与えられるようなゲーム日記を目指します(笑)
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