気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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メルキド Lv.?~ リムルダール Lv.?

メルキドを発った勇者一行は、入り組んだ陸路を進み、無事に船まで辿り着いた。
「よし、聖なる祠へ向かおう」
「ククク、あぁ」
進路を東に取り、進みだしてすぐに祠を発見した。
「あんな所に祠が……。行ってみよう」
早速船を寄せて中に入ると、エルフがいた。
「人間は嫌いだけど、オルテガは好きよ。きっと大魔王を倒してくれるわ」
「父上殿がここを通られたんだ!ソル、きっとすぐに逢えるよ」
嬉しそうに顔を輝かせたカイだが、難しそうな顔をしているソルの様子に首を傾げた。ウロウロと歩き回り、しきりに足元を確認しているのだ。
「どうした、ソル?」
「いや、この辺りだったはずなんだが……見つからねェんだ」
「?何が??」
「仕方ねェ。坊や、レミラーマ」
「!!!」
勇者の要請にカイは目を見開いて驚いた。そして、感激に打ち震えた。
「は、初めて……!レミラーマを覚えてから、ようやく……!」
「分かったから、早くしろ」
「嬉しい!嬉しいよ、ソル!!」
「アイツよりレミラーマの方が嬉しいのかよ……」
嬉しそうに呪文を唱えて宝を拾ってくるカイの頭の中では、既にオルテガの事は綺麗に忘れ去られていた。宝を集め終わると、ソルは妖精に話しかけた。
「私はその昔ルビス様にお仕えしていた妖精です。そしてあの日、ソルの16歳の誕生日、ルビス様に代わり、あなたに呼び掛けたのもこの私。あの時は随分と失礼な事を言ったかも知れません。許して下さいね。しかし、ソルは遂にここまで来てくれました。私の想いを籠め、あなたにこの雨雲の杖を授けましょう。どうかルビス様の為にもこの世界をお救い下さいまし」
「え、何?知り合いなのか??」
妖精の意味深な言葉に、カイが目を丸くする。雨雲の杖を受け取ったソルが小さく苦笑した。
「あ~~~、そこら辺は端折ってんだ。夢オチのままにしておいてくれ」
「そうでしたか。これは失言を……申し訳ございませんでした」
話に耳を傾けていたカイは、ソルと妖精を交互に見やり、ムゥッとむくれた。
「おら、行くぞ」
「……はい」
「膨れても可愛いぜ、坊や」
「ば……っ、馬鹿か!」
頬を赤く染めてカイがキッとソルを睨んだ。余裕の態で口の端を上げて笑うと、ソルは次の目的地へ向かった。

船を東に進めると小さな島があり、その中心に祠が建っていた。
「ここは聖なる祠。雨と太陽が合わさる時、虹の橋が出来る。ゆくが良い。そして、探すが良い」
「雨雲の杖は手に入ったけれど、太陽の石がまだだな。また後で来よう」
地図に丸をつけ、カイが祠を出た。煙草に火を点けつつ彼の後に続き、ソルは辺りを見回した。稲妻の剣をいつでも抜けるように身構えるソルの様子に、カイが緊張して辺りを窺った。
「ククク…坊や、覚えておけ。ここにカモがいる」
「え、なに??」
辺りを見回しても敵の姿は見当たらない。焦るカイの元へ駆け出し、ソルはその華奢な身体を抱き上げて大きく跳んだ。
「うわ!」
何事かと驚いたカイの目に、今まで彼がいた地面から黄金の山が盛り上がった。
「金だ!!」
「ゴールドマンだ」
「凄いぞ!よし、手に入れよう!!」
「………」
カイの目が金に眩んだ。ソルはやれやれと嘆息すると、彼を下ろして稲妻の剣を握り締めて地を蹴った。狙い撃ちにすると言っていたモンスターの片方だった。
「凄い!一体倒しただけで、モンスターの群れと同じくらいのお金を落とすなんて!」
「ククク、だから狙うんだ。覚えておけよ」
「ふふふ、忘れる訳がないだろう?」
「……そうだな」
嬉しそうに低く笑うカイの様子に、ソルは呆れ返った。そうして、再び船に乗り込み、北上した。深い森の中で船を止め、ソルはそこから西を向いて歩き出した。
「ソル、どこに行くんだ?」
「最後の町だ」
「はいっ!」
気を引き締めてソルの後について行くと、はぐれメタルの群れが現れた。
「出たぞ、はぐれメタルだ!」
「カイ、ドラゴラムを唱えろっ!」
「は、はいっ!」
普通に攻撃しても当たらない。ならば、ドラゴラムの一発に賭けた方が確率が高いのだ。ドラゴンに変身すると素早さが落ちてしまうが、一匹でも攻撃に出てくれば確実に仕留められる。そうして3匹の内1匹を倒す事に成功し、それに見合う経験値を手に入れた。
「ソル、倒せたよ!」
「幸先いいな」
「あぁ、頑張ろう!」
「ククク、あぁ」
そうして先を急ぎ、リムルダールの町に辿り着いた。
「よし、武器防具屋に……」
「ラダトームに戻る」
「え……、えええぇぇええ??」
「ここまで来れば、後は移動呪文ですぐに来れるだろ」
カイの制止も振り切って、ソルは移動呪文を唱えた。
「セーブとって、寝るぞ。疲れただろ」
首を鳴らしながら城へ向かう勇者の後を、項垂れながら続いていく賢者の姿が目撃されたとか、されなかったとか。

一気に書き進めてみました~。と言っても、移動だけですけれどね。
とりあえず、リムルダールまではやって来ました。ここでは竪琴が必要なので、先にガライの家へ向かいます。くそぅ、先にとっておけば良かったのか。
暫くはぐれ&ゴールドマン狩りをします。王者の剣って、確か高かったはず。今の貯金で買えるかどうか。一度マイラに行かなくてはなりませんね。
よし、頑張ります!

拍手して下さった方、有り難うございました!
頑張って勇者の装備を揃えます!!

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