気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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アリアハン Lv.1.5

「くっ、回復しなくては……って、あれ?薬草が…ない」
あと一撃食らえば、戦闘不能に陥る。カイは血の気が引く音を聞いた。
「おらよ」
ソルは薬草をカイに使った。カイの体力が回復した。この機を逃すものかと、敵が攻撃してきた。通常は四人体制なのだ。敵の数もそれ相応の数が出てくる。つまり、多勢に無勢の状況だ。だが――
「調子に乗りやがって!」
「させません!」
脚を活かして必ず先制を取るカイと、その一撃で敵を葬るソルの素晴らしい連携で、見事敵を撃破した。二人の前に立ちはだかるもの無し。
本来なら四等分される経験値も二等分。レベルが上がるのは早いのだが、勇者は基本的にレベルが上がるのが遅い。
「…」
ソルよりもレベルが高くなったカイは、その能力の差に顔を曇らせた。
「どうした?」
「いえ…」
「何でもないって面じゃねェぞ」
先手を打たれ、カイは言葉に詰まってしまった。図星であるという事だ。やれやれと言った風に懐に手を伸ばすと、ソルは煙草を取り出した。
「何が気に入らねェ?」
「気に入らないとか、そういうのではなくて…」
もごもごと言い難そうにしているカイの言葉を、煙草を燻らせながらソルは待った。そんな態度に、カイは観念したようだ。
「ただ、あなたの体力が私の魔法力で、あなたの魔法力が私の体力だと…気付いてしまったものですから…」
「ぁあ?」
「つ、つまり……戦闘での魔法を使えないのに、魔法力ばかり強くて……ちっともあなたの役に立てていないと…そう、思ってしまって…」
そう言って、カイが俯いてしまった。言われて確認してみると、確かにそうなっている。彼の攻撃力もほぼソルの半分だった。そんな事かと、ソルは小さく嘆息した。
「そ、そんな事とは何だ!二人しかいないのに…足手まといだなんて…」
俯いて悔しそうに唇を噛むカイの顎に手を掛けて上を向かせると、ソルは紺碧の瞳を見据えて言った。
「俺には坊やのような脚はねェし、呪文もそう多く使えねェ。カイ、焦るな。今は満足な武器も揃えられねェし、呪文も使えねェだろうが、後々必要になってくるんだ。俺に無いもんを、お前が持ってんだろうが。シッカリしやがれ」
「!」
言い終わり時に、そっと触れるだけのキスを落としていった男に、カイは顔を真っ赤に染めた。
「ククク。おら、先行くぞ」
「あ…は、はい!」
背を向けた男を、カイは頬を朱に染めたまま追い駆けた。

旦那の行動が早い……ちと失敗したかな…
まだアリアハンで路銀稼ぎしてる最中なのに;;
今日は出掛けていたので、ゲームは進んでいません。
が、二人のパラメータは上記の通り。
勇者のHPが盗賊のMPで、勇者のMPが盗賊のHPと言う状況です。
切れ者は魔法使いや僧侶に適した性格ですが、ここまでHPが低いのは辛いなぁと…;;でも、防御力は同じ装備なのに、勇者よりも高いのです。不思議だ…(笑)

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