気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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岩山の洞窟 Lv.?

ラダトームから南西に少し行くと、岩山の中にポッカリと開いた洞窟がある。北の洞窟とは違い、魔法も使える為、隅々まで探索出来そうだ。
「よし、頑張るぞ!」
ウキウキと洞窟内部に足を踏み入れる賢者の後に続き、ソルはやれやれと溜め息を吐いた。だが、
「……??」
キョロキョロと辺りを見回し、眉間に皴を寄せた。
「ソル、どうした?」
「記憶がねェ。やっぱここは素っ飛ばす所だ」
「そんなの当てになるか。宝箱を取るんだから。さ、行くぞ」
「……マジか」
ソルはゲンナリとした。記憶に無いという事は、重要でないという事だ。それでも宝箱を目指して進む元盗賊の賢者について行く勇者であった。

順調に宝箱を開けて行き、
「ふふ、お金が入ってあったぞ」
幸せそうな彼は正しく盗賊。普通に魔物を倒した方がより多くもらえそうな小金だったのだが、安全に手に入れられた事が嬉しいようだ。だが、敵が強い。のんびりとしていたら、体力を持って行かれてしまう。
「坊や、忍び足」
「はい」
移動補助の呪文で、一定の距離を移動する間、モンスターに会う確立を減らすのだ。カイの目的は宝箱。ソルはレベル上げよりも、無事に出る事の方を優先した。この洞窟内では正しく迷子だからだ。

宝箱を集めつつ洞窟を進む勇者一行。地下1階までの比較的小さな洞窟ではあるのだが、入り組んでおり迷い易い。
「ソル、方向音痴だろう」
「良く解ってんじゃねェか」
「うん。それより、ここはさっきも通ったんじゃないのか?」
「うるせェ、それより後いくつだ?」
宝箱の数を数えさせると残り二つ。ウロウロと歩き回り、経験値を稼いでいく。そうしてどうにか絨毯の間に辿り着いた。宝箱が並んである。
「もしかして、凄い武器か防具が入っているのかも…っ!」
カイが期待に胸躍らせた。宝箱を開けた。

破壊の剣と地獄の鎧が入っていた。
呪われた武器と防具である。

破壊の剣:憎しみが籠められた邪剣。時々体が動かなくなるが、会心の一撃が出易い。
地獄の鎧:高い守備力を誇る。攻撃呪文のダメージを軽減するが、体が動かなくなる事もある。
「どっちもソルなら装備出来るけど……?」
「冗談じゃねェ!二重に呪われんだろ!!」
「ソルならきっと三重に呪われても大丈夫だよ!」
「ふざけんな!だから記憶から抹消されてんじゃねェか!!」
目の前に現れたモンスター達を叩き伏せながらも言い合う二人の前に、敵は無し。と言いたい所だが、敵は強い。迷いに迷って隅々まで歩き回った二人は、まっすぐに地上へ向かった。
「ッたく、無駄な時間だったぜ」
「祈りの指輪とお金は嬉しかったからいいじゃないか」
「同じ時間を潰すなら……ぉあ!」
続く言葉を予想し、カイが意地の悪い笑みを浮かべていた勇者を殴り飛ばした。
「殴るぞ」
「痛ェな!そういう事は殴る前に言え!」
「どうせよからぬ事でも考えていたんだろう」
「…よからぬ事?」
フンと鼻を鳴らして冷たい言葉を投げると、ソルが黙り込んだ。すると、言い過ぎたかと、すぐにカイの表情が困惑したものへ変化した。
「そうか……終わらせりゃ、ヤり放題か」
「…………はあ?」
「そうだな。暖かい所にでかい家を買って、庭に犬でも飼うか」
「………おーい?」
勇者は先を見通す能力に長けているようだ。
「ククク…行くぞ、坊や。駅近で病院、学校、スーパーも近所にある、立地条件のいい家を選ぶぞ。勿論車庫付だ」
「えぇっと、……ごめんなさい、帰ってきて下さい」
「ククク、クックックックック……」
「ソルー…?」
楽しそうに笑う勇者を、まるで不気味なものを見るような目で見つめつつ、賢者はそれでもその後に続いて行くのだった。

洞窟に入って、道が分からん!って思いました。内部の記憶がなかったのですよ。そうしたら、呪いの武器と防具しかないし、戻らなくても良かったですかねぇ…。ま、迷子になっていた分レベルも上がったし、いいでしょう。
次はまた船で南下しますー……いざ、ゴーレムの町へ!

しかし、ゲーム日記を始めてからダンジョンを丸っきり忘れているのが出て来たのは、これが初です。恐るべき、気が付いたらお爺ちゃん的My 脳!!最近、自分の物忘れがマジで恐ろしいのです。電卓が無いと思ったら目の前にあったり、今持っていたボールペンをどこに置いたか分からなかったり、昨日の事も覚えていないのです……ひえぇぇぇ!脳トレやらないと駄目ですね。一昨日の晩ご飯?そんなの知らん!(笑)

さて、ようやく書き切れました、岩山の洞窟編。途中で寝るの禁止ー…てか、別にボスがいる訳でもないし、書かなくても良かったですね。面白いネタでもないし、重要でない所は飛ばして行こうかと思いましたー…。

拍手して下さった方、有り難うございました。
二人旅、チャッチャと進みます!

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