気紛れ日記

Articles

管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


★リンク★
【お絵描き掲示板】
【鬼陽】(携帯サイト)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ラダトーム周辺 Lv.?

ラダトームを出ると、勇者一行は北の洞窟へと向かった。分かっていた事だが、敵が強い。肉弾戦ではキツイ相手だと見ると、ソルは迷わず稲妻の剣の中級の爆発系の呪文効果を使い、全体攻撃を仕掛けた。呪文を行使する勇者に倣い、カイも印を切った。
「イオラッ!」
仲間を呼び寄せるマドハンド達を一網打尽にした。もう少し余裕があれば、経験値稼ぎには持って来いの魔物だが、現時点では倒すので精一杯だ。
「レベルが追いついてないんだ……。これじゃ、町の傍を離れられないな」
「洞窟はすぐそこだぜ」
「う~ん、行くだけ行ってみたい」
「ククク、あぁ」
カイが一生懸命集めた情報だ。ソルは小さく笑って洞窟内へ足を踏み入れた。そうして少し進んだ所でカイが辺りを窺った。
「宝箱はあるかな?」
元盗賊ゆえか、洞窟にやって来ると宝箱が気になるのである。カイが呪文を唱えた。だが、不思議な力によって掻き消されてしまった。
「あれ?どうして……?」
「?…?……!?不味い…!坊や、出るぞ!走れ!!」
「え?ええ?何!?どうしたんだ??」
顔色を変えてソルが踵を返した。直後、魔物の群れが現れた。ヒドラが一体、バルログが二体。こんな所で出くわすには、最悪過ぎる相手だ。ソルが鋭く舌打ちした。
「この時代は魔物の巣窟か!」
「何の話だ!!」
「気にすんな、こっちの話だ!それより、呪文が使えねェんだ!!手加減するな!最初から殺る気でぶちのめせ!!」
「……ひっ!」
カイが小さく悲鳴を上げた。ヒドラが真っ赤な口を開けて焔を吐き出したのだ。
「くぅ……!」
「チィッ……カイ!ここで死んだら、持ち金取られてジリ貧だぞ!盗賊根性見せやがれ!!」
「は、はい!って、そんな励まし方があるか――――ッ!!」
「ククク、それだけ元気がありゃ大丈夫だな」
一つ間違えれば確実に殺される相手でも、二人の息はピッタリだった。バルログが唱える昇天呪文は洞窟の不思議な力で掻き消されて怖くない。だが、全体攻撃の焔は痛い。ギラリと輝く黄金と紺碧の瞳が目標を捉えた。
「ここが野外なら一本ずつ首を落として焼き殺してやる所だが……」
「悠長に構えていると危険だ。瞬殺する」
攻撃目標、ヒドラ。二人を前にして、一分間も立っていられる敵はいない。そんな彼等が殺る気になったのだ。正しく、瞬殺だった。魔物の群れをやっつけると、ソルは洞窟を抜け出した。ホッと安堵の息を吐き、カイが回復呪文を唱えた。
「クク、ヤバかったな」
「笑い事じゃない!でも、魔法が使えない状態で、どうやって先に進むんだ?レベルを上げたとしても、回復が出来ないんじゃ無理だよ」
「あぁ、そうだな。ここは後回しだ。先に進むぞ」
「ちょっと待て。この状態で進んだら……!」
少し進むと、魔物の群れが現れた。呪文で速攻で片付けているが、肉弾戦では辛い。
「分かってる。先にレベル上げだ。海に出ても、南に下っても、今の俺達じゃ話にならねェ」
「それに、お金を貯めて装備を整えないと……」
「いや、ここでは買うな。このまま行く」
「え……?」
勇者のとんでもない言葉に、サァッとカイが蒼褪めた。レベルも追い付かず、頼みの武器防具も心許無いのだ。
「し、死ぬしかないじゃないか……」
「ちゃんと地図を見ろ。地上に比べると、半分以下だ。最後の町まで根性で辿り着ければ、ゴールドマンを狙い撃ちすればいい。装備が整ったら最後の町周辺ではぐれ狩りをする」
「せこい……」
「うるせェ、それ以上に早いやり方があるなら言いやがれ」
カイは口を閉ざした。確かに町と町との距離は短く、その都度新しい物を購入しつつ行っていては、すぐに路銀が底を尽いてしまうだろう。だが、その肝心の町に辿り着けなくては意味がない。グルグルと考えを巡らせて頭を捻る彼の様子に、ソルはやれやれと溜め息を吐いた。
「俺の武器、防具、盾は坊やが探すんだろ?」
「あ……う、うん、頑張るよ!」
「だったら、必要になるのは坊やの分だけだろ」
「そうか……そうだな。うん、このまま行こう」
ようやく納得したカイに、ソルは小さく笑った。そんな思慮深い男を見上げ、カイもつられて笑った。
「見惚れんのはいいが、油断し過ぎだ」
注意力が散漫になっている彼に軽く口づけ、ソルはニッと口の端を上げて歩き出した。
「……こ、こ、この……ッ!!」
真っ赤になって手を振り上げたカイだったが、ふと我に返り気付いた。ついて行くとは言ったが、またしてもソルに負担を掛けている。魔物への警戒、旅の段取り等、カイでは考えも付かない事まで先読みし、魔王を見据えている。
「……しっかりしなくちゃ!」
自分の頬を叩いて気合を入れ、カイは頼もしい勇者の背中を追ったのだった。

敵が強い―――――ッ!!
魔法攻撃万歳―――――ッ!!!
ここに来て、初めて攻撃呪文を使ったような気がします。道具では使ってましたけれど、回復と補助以外は使っていませんでしたからね。何とかジリ貧だけにはならないようにしていますけれど、マジで冗談抜きで敵が強いです……。
そして、ラダトーム北の洞窟。魔物出るんですねー…。Ⅰと記憶がごっちゃになっていて、危うく死ぬところでした。多少の脚色はありますが、勿論実話ですよ。何か?(笑)
武器防具を揃えたら戻って来ます。けど、地上に戻る以外何もなかったようにも思うのですが…どうだったかな…??ま、行ってみれば分かりますね。その時に、ついでにすごろく場巡りをしようかな。
あ、そうそう…実はⅢの攻略本は地上までのしか持っていないので、地底の攻略レベルは分からないのです(←!) なので、タイトルは全部「Lv.?」で行きます。更に言えば、今から完全迷子です。攻略本をお持ち、又は攻略順をご存知の方は、アホな事やってるわー…と笑ってやっていて下さい(笑)

さて、拍手して下さった方、有り難うございました。
行き当たりばったりの二人旅ですが、魔王目指して頑張ります!

Paging Navigation

Navigations, etc.

About This Website

/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。