気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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マイラ Lv.?

ガライの家で銀の竪琴を手に入れた勇者一行は、リムルダールまで呪文で移動すると、船で北へ向かった。町の人の話すら聞かず、武器防具のチェックもしない。何故か強行に北上する勇者に、賢者が不満そうに口を尖らせた。
「どうして装備を整えないのですか?どうせ路銀を稼ぐのが面倒なのでしょう?」
「あぁ……まぁ、そうだな」
小さく苦笑する勇者の様子を図星だと見ると、カイは盛大に溜め息を吐いた。
「魔王まで近いようで遠いなぁ」
「だったら、魔導砲で城ごと木っ端微塵に……」
「はいはい、それは前にも聞きました。さ、先を急ぎましょう」
「そうかよ」
楽しそうに笑う勇者にゲンナリしつつ、それでもカイは油断をせず辺りを窺った。視界の悪い森の中に足を踏み入れたのだ。すると、地響きを上げてスカルゴンが三体現れた。邪悪な力によって生命を得たドラゴンの骸骨で、冷たい息や凍りつく息で攻撃してくる、大型モンスターである。
「行きますよ!」
鋼の鞭を振るい、カイが先手を取って攻撃を仕掛けた。だが、凍りつく息を立て続けに吐かれ、すぐにピンチが訪れた。カイを背後に下がらせ、ソルは稲妻の剣を構えた。
「眠りの杖を使え!眠らせれば安全だ!」
「はいっ!」
眠りの杖を掲げてスカルゴンを眠らせると、勇者に続いてカイも攻撃に出た。そうして、スカルゴンの群れをやっつけた。
「敵が強い……ソル、急ぐのは悪い事じゃないけど、これじゃ身が持たないよ」
「あぁ、そうだな。次の村でゆっくり休む。行くぞ」
「?はい」
どこか楽しそうな勇者の後について、カイは不思議そうに首を傾げた。

そうしてやって来たのはマイラの村。湯煙漂う、温泉の村である。だが、温泉から南に下ったところで妖精の笛を見つけると、ソルが立ち尽くしたまま動かなくなった。
「?どうしたんだ?」
「ここから先は坊やが動け」
「え?いいのか?村の人に話し掛けるぞ?途中で面倒って言わないか?」
「ククク、あぁ。好きにしろ」
勇者の承諾に、カイが嬉しそうに笑った。今までが人々を無視し過ぎているのだ。人々から情報を得て進むのが普通である。嬉しそうに先を歩き、カイは村人に話し掛けていった。
「もし妖精の笛があれば、石像にされたルビス様の呪いを解けるはずなのに……」
情報をメモると、カイはソルを見上げた。
「ルビス様って?」
「この世界を作った創造主みてェなもんだ」
「へぇ……、って、石像にされているのか?お前は知っていたのか?何故言わないんだ!」
「あ~、あ~、知らねェのは坊やだけだ」
「誰の所為だ!!」
しっかりと情報を集めて進んでいれば迷子になる事もないのにと、カイはムゥッと眉根を寄せて他の村人を探した。
「その昔、王者の剣は魔王により粉々に砕かれたと聞きます。しかし、その魔王ですら王者の剣を砕いてしまうのに、3年の年月を要したとか。いやはや、凄い剣もあったもんですね」
「……王者の剣って、ソルの……」
カイは愕然とした。勇者の装備の一つである王者の剣が既にこの世から失われてしまっていたのだ。唇を噛み、カイはソルを振り返った。
「どうしよう……ソルの武器が……」
「…」
男を見上げるカイの瞳に涙が浮かんだ。
「私が見付けるって約束したのに……」
俯いて立ち止まってしまったカイの顎に手を掛けて上を向かせると、
「しっかりしやがれ。諦めたらそこで終わりだろうが」
ソルはそっと触れるだけのキスを落とした。だが、カイは動けるような状態ではなかった。仕方が無いと、ソルはカイの手を取って歩き出した。そして、ある村人を見付けると彼の手を離してダッシュを掛けた。
「テメェ―――――――ッ!!!」
「ぎゃああああああッ!!すみません、見逃して下さい!!!」
勇者のあまりの剣幕に驚き、村人が脱兎の如く逃げだした。ソルは鋭く舌打ちすると、
「ドラゴンインストールッ!!」
一時的に全ての能力を上げて逃げる村人を捕まえると、カイの前に放り投げた。
「噂では王者の剣はオリハルコンと言うもので出来ていたそうです」
勇者に恐れ戦きながら、村人は悲しそうにしているカイに知っている事を話した。
「……え?今、何て……?」
「オリハルコンがあればこの村で何とかなります!だからどうか、命だけはッ!!」
言いながら村人が逃げて行ってしまった。ドムドーラの牧場で拾った石を取り出し、カイが顔を上げた。
「ソル、オリハルコンってこれの事じゃ……?」
「クックック…あぁ、そうだな」
「この村で何とかなるって……もしかして!」
ようやく動き出した賢者に、ソルはやれやれと嘆息しながら、それでも口元に笑みを浮かべてその後を追った。カイはまだ話し掛けていない村人を捜した。そして、ジパングからやって来た夫婦の話を聞き、
「道具屋のご主人はとても器用な人ですわ。そのままでは役に立たないものでも買い取って、細工をして売り出したりするのですよ」
道が繋がった。ソルを振り返ると、何も言わずに目を細めて穏やかに笑った。オリハルコンをわざわざ手渡しておき、この村で好きなように動くように指示したのは、勇者の武器防具を揃えると誓った自分の為だと、カイはこの時気付いた。そんな勇者の解り辛い優しさに触れる度に、カイの胸は温かくなった。
「よし、ジパングの主人がやっている道具屋へ行こう!」
「ククク、あぁ」
ようやく笑ったカイにつられて、ソルも笑った。

道具屋にやって来ると、早速カイはオリハルコンを取り出した。
「いらっしゃい。それはこの値で買い取ろう。どうだ?」
「は、はい!宜しくお願いします!!」
22500Gで売れた。途端に、カイが嬉しそうに笑った。当然だ。財布を握っている彼の懐が一気に温かくなったのだ。
「後は細工が終わるのを待つだけだな。あ、だからゆっくり休むって言ったのか?」
「あ?あぁ、そうだな。宿に泊まるか」
「うん、せっかく温泉もあるし、行ってみよう」
「ククク、あぁ」
楽しそうに笑う勇者の後を、カイは不思議そうに首を傾げながら追い駆けた。

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4/24 拍手RES

マイラ編、書いている途中で寝落ちしていていましたー。
寝惚けてタイトルだけ保存していたようですね。相方に教えてもらうまで、気付いていませんでした。申し訳ございませんでした;;
今日続きを書く予定だったのですが、急遽映画を観に行く事になり、またしても流れてしまいました。

今日までに拍手を押して下さった方、有り難うございます!
眠気と戦い、頑張ります(笑)
RESは追記にて…

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4/16 拍手RES

面白いです、MHP。でも、苦手。採集クエストが終わって、次は討伐クエストに挑戦しなくてはならないのですが、尻込みしています。何故って、採集クエストのザコ(?)に苦戦しているのに、そのボスを倒せと言われても、自分から咬まれに行くようなものでしょう?まだハンターレベルは1なのに、行き詰るのが早過ぎでしょうか。
そう考えると、ソルは凄い賞金稼ぎですよね~。あんなデカイのを一人で倒すのですから……(ゲーム自体が違う/笑)
ふ~む、使い易い片手剣で行っているのですが、大剣に持ち替えた方がいいのでしょうかねぇ?先手必勝、ヒット&ウェイが可能なのですが、攻撃力が低いのです。攻撃時の隙のでかさがなければ大剣で行きたいのですけれど……難しい~!
も一つ安全そうなのがガンナーなのですが、流には無理でした。一発も当たらないから。無駄に弾を消費するだけで終わりました。はっはっは、ノーコンです、ノーコン(涙) あんな名前だけ空気読めないは嫌だ~……

あ、これも一応ゲーム日記だ(笑)
いやいや、拍手して下さって有り難うございました!
RESは追記にて……

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ガライの家 Lv.?

ラダトームまで戻って来た勇者一行は、今までの強硬な旅の疲れを癒し、北西のガライの家へと向かって出発した。
「何となくだけど……強くなったかな?」
「ん?あぁ、そうだな」
以前はラダトーム近辺の敵にさえ苦戦していた。だが、死にそうになりながらもリムルダールへ向かい、無事に生還した彼等は確実に強くなっていた。レベル上げもそうだが、しっかりと装備を整えれば、この辺りの敵はザコと呼べるかも知れない。
「ソル、竪琴を手に入れたら、先にリムルダールで装備を整えよう。それからゴールドマンとはぐれメタルを狩る方が、効率がいいよ」
しっかりと先を見据えている賢者に、ソルは満足そうに口の端を上げて笑ったのみで、黙して口を開かなかった。
「?」
何か別の事を考えているのか、既に他のルートを組んでいるのか、カイは黙ってソルの後について行った。

そうして辿り着いたガライの家。海の家宜しく、ポツンと一軒家が建っていた。
「銀の竪琴なら息子のガライが持っていたと思うが……」
「息子のガライには困っていますのよ。歌を歌いながら旅をすると、家を出たまま戻って来ませんの」
なかなかの放浪癖を持っている息子のようだ。
「呑気そうに見えたがな……アレで生き残ってんのだとしたら、俺達よりあのクソガキの方がよっぽど強ェぜ」
「うん……、それに一人旅だろう?凄いなぁ」
感心しつつ、タンスの中を漁る勇者一行。モヒカンの毛と小さなメダルを手に入れた。宝を道具袋に突っ込みつつ地下へ降りた。すると、宝箱が一つ置かれていた。即座に顔を輝かせる元盗賊の賢者。そんな彼の背中を見つめ、ソルは目を細めて穏やかに笑った。だが、
「あれ?ソル、宝箱が空だ」
「何だと?」
カイの困ったような表情に、ソルは怪訝そうな顔で宝箱を覗き込んだ。彼の言う通り、空である。ソルは眉間に皴を寄せて唸った。
「………宝の数は?」
「えぇっと、……一つ。でも、どこに?」
足元を確認しつつ、ソルは額を押さえた。とりあえず、落ちている可能性が高い四隅を調べてみたが、見付からない。ここに来て記憶が抜けているソルの様子に、
「レミラーマを唱えようか?」
カイが嬉しそうに顔を輝かせた。彼は役に立てるのが嬉しいのだ。だが、その提案を却下すると、勇者は何故か殺気立った様子でウロウロと足元を調べ出した。
「四隅じゃねェとなると……」
ブツブツと難しそうな顔で宝箱の周りを調べる。そして、
「ここ?」
真っ先にカイが宝箱を調べた場所。詰まり、下り階段から宝箱までの最短距離の場所である。足元を調べると、
「あった!あったよ、ソル!竪琴が埋まってる!」
銀の竪琴を見付けた。それには答えず、ソルは背中を向けたまま肩を震わせて低く笑った。
「ククク、クックックック……こんな狭い地下室で、やってくれるじゃねェか、あのクソガキ」
「……ソル?」
「ふざけた真似しやがって!この俺の手を煩わせた事をあの世で後悔させてやるぜッ!!」
「こらこらこらぁッ!!ガライさんは一般人だぞ!それに、危険だって言っていたじゃないか!きっと私達の事を思ってした事だ!」
上にはガライの両親がいると言うのに、何て事を叫ぶのか。カイが即座に止めに入ったが、
「………あ」
恐る恐る覗きに来た父親と目が合った。
「も、申し訳ございません!うちの馬鹿息子がとんだ無礼を……ッ!!どうか私に免じて息子の命だけはっ!!!」
慌てて降りてくると、土下座してガライの命乞いをしだした。
「うわ―――――ッ!すみません!!頭を上げて下さい、父上殿!誤解です!ちょっと驚かされただけです!!ほら、お前も謝れ!!」
「馬鹿息子に困ってんだったら、俺が息の根を止めて来てやってもいいんだぜ!!!」
勇者のものとは思えない言葉に、父親は震え上がり、カイは飛び上がって驚いた。そして、
「ライド・ザ・ライトニングッ!!!」
「うぉおあっ!!!」
禁断の技でソルの口を塞ぐと、
「すみません、すみません!今すぐ出て行きますから!!本当に申し訳ございませんでした!!!」
カイは深々と頭を下げつつ、勇者を引き摺って、それでも脱兎の如くガライの家から逃げ出したのだった。

これでも、……勇者である。

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調子が悪いのです……

未だにPCの調子が悪いのです。
処理速度は上がってくれたのですが、音が出なくなりました。
立ち上げ時、終了時、受信時等々、一切音が鳴らないのです…(涙)

まぁ、それはさて置き、やっぱり昨日出たネタはここでは載せられません。
ここで読むにはだいぶ長くなるので、保留します。詰まる所、短くまとまらなかった。と言う事ですねー…。ねぇ……この阿呆な頭;; どうしてくれようか(笑)


さて、拍手して下さって有り難うございました。
明日も仕事ですー……DQ進まなくては……!

風のように…

突発SSを書きたかったのですが、時間切れ。
フィーリングが保っていれば、きっと明日……以降はSSです(笑)
ゲーム日記だった場合は、ずれたか、短くまとまらなかったのだと思って下さい。
SSを書けるようにならないといけないのになぁ(汗)

拍手して下さった方、有り難うございました。
ちょ~っと寄り道してます。またしても…(笑)

4/8 拍手RES

相方と遊ぶ為に購入したゲームが面白いですvv
目ぇ回りますけれどね(汗)

最近、PCの調子が悪くて机に向かうのが嫌になっているので、いい気分転換です。
メモリー増やしても改善しないとなると、買い替え時期なのでしょうかねェ……
困るなぁ…

さて、拍手して下さって有り難うございましたvv
あと少しです!頑張ります!!

RESは追記にて…

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メルキド Lv.?~ リムルダール Lv.?

メルキドを発った勇者一行は、入り組んだ陸路を進み、無事に船まで辿り着いた。
「よし、聖なる祠へ向かおう」
「ククク、あぁ」
進路を東に取り、進みだしてすぐに祠を発見した。
「あんな所に祠が……。行ってみよう」
早速船を寄せて中に入ると、エルフがいた。
「人間は嫌いだけど、オルテガは好きよ。きっと大魔王を倒してくれるわ」
「父上殿がここを通られたんだ!ソル、きっとすぐに逢えるよ」
嬉しそうに顔を輝かせたカイだが、難しそうな顔をしているソルの様子に首を傾げた。ウロウロと歩き回り、しきりに足元を確認しているのだ。
「どうした、ソル?」
「いや、この辺りだったはずなんだが……見つからねェんだ」
「?何が??」
「仕方ねェ。坊や、レミラーマ」
「!!!」
勇者の要請にカイは目を見開いて驚いた。そして、感激に打ち震えた。
「は、初めて……!レミラーマを覚えてから、ようやく……!」
「分かったから、早くしろ」
「嬉しい!嬉しいよ、ソル!!」
「アイツよりレミラーマの方が嬉しいのかよ……」
嬉しそうに呪文を唱えて宝を拾ってくるカイの頭の中では、既にオルテガの事は綺麗に忘れ去られていた。宝を集め終わると、ソルは妖精に話しかけた。
「私はその昔ルビス様にお仕えしていた妖精です。そしてあの日、ソルの16歳の誕生日、ルビス様に代わり、あなたに呼び掛けたのもこの私。あの時は随分と失礼な事を言ったかも知れません。許して下さいね。しかし、ソルは遂にここまで来てくれました。私の想いを籠め、あなたにこの雨雲の杖を授けましょう。どうかルビス様の為にもこの世界をお救い下さいまし」
「え、何?知り合いなのか??」
妖精の意味深な言葉に、カイが目を丸くする。雨雲の杖を受け取ったソルが小さく苦笑した。
「あ~~~、そこら辺は端折ってんだ。夢オチのままにしておいてくれ」
「そうでしたか。これは失言を……申し訳ございませんでした」
話に耳を傾けていたカイは、ソルと妖精を交互に見やり、ムゥッとむくれた。
「おら、行くぞ」
「……はい」
「膨れても可愛いぜ、坊や」
「ば……っ、馬鹿か!」
頬を赤く染めてカイがキッとソルを睨んだ。余裕の態で口の端を上げて笑うと、ソルは次の目的地へ向かった。

船を東に進めると小さな島があり、その中心に祠が建っていた。
「ここは聖なる祠。雨と太陽が合わさる時、虹の橋が出来る。ゆくが良い。そして、探すが良い」
「雨雲の杖は手に入ったけれど、太陽の石がまだだな。また後で来よう」
地図に丸をつけ、カイが祠を出た。煙草に火を点けつつ彼の後に続き、ソルは辺りを見回した。稲妻の剣をいつでも抜けるように身構えるソルの様子に、カイが緊張して辺りを窺った。
「ククク…坊や、覚えておけ。ここにカモがいる」
「え、なに??」
辺りを見回しても敵の姿は見当たらない。焦るカイの元へ駆け出し、ソルはその華奢な身体を抱き上げて大きく跳んだ。
「うわ!」
何事かと驚いたカイの目に、今まで彼がいた地面から黄金の山が盛り上がった。
「金だ!!」
「ゴールドマンだ」
「凄いぞ!よし、手に入れよう!!」
「………」
カイの目が金に眩んだ。ソルはやれやれと嘆息すると、彼を下ろして稲妻の剣を握り締めて地を蹴った。狙い撃ちにすると言っていたモンスターの片方だった。
「凄い!一体倒しただけで、モンスターの群れと同じくらいのお金を落とすなんて!」
「ククク、だから狙うんだ。覚えておけよ」
「ふふふ、忘れる訳がないだろう?」
「……そうだな」
嬉しそうに低く笑うカイの様子に、ソルは呆れ返った。そうして、再び船に乗り込み、北上した。深い森の中で船を止め、ソルはそこから西を向いて歩き出した。
「ソル、どこに行くんだ?」
「最後の町だ」
「はいっ!」
気を引き締めてソルの後について行くと、はぐれメタルの群れが現れた。
「出たぞ、はぐれメタルだ!」
「カイ、ドラゴラムを唱えろっ!」
「は、はいっ!」
普通に攻撃しても当たらない。ならば、ドラゴラムの一発に賭けた方が確率が高いのだ。ドラゴンに変身すると素早さが落ちてしまうが、一匹でも攻撃に出てくれば確実に仕留められる。そうして3匹の内1匹を倒す事に成功し、それに見合う経験値を手に入れた。
「ソル、倒せたよ!」
「幸先いいな」
「あぁ、頑張ろう!」
「ククク、あぁ」
そうして先を急ぎ、リムルダールの町に辿り着いた。
「よし、武器防具屋に……」
「ラダトームに戻る」
「え……、えええぇぇええ??」
「ここまで来れば、後は移動呪文ですぐに来れるだろ」
カイの制止も振り切って、ソルは移動呪文を唱えた。
「セーブとって、寝るぞ。疲れただろ」
首を鳴らしながら城へ向かう勇者の後を、項垂れながら続いていく賢者の姿が目撃されたとか、されなかったとか。

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メルキド Lv.?

岩山の洞窟を攻略した勇者一行は船に乗り込んで南下し、高い山に囲まれているメルキドの町を目指していた。
「敵が強い……」
「厄介な敵が多いだけだ」
「それを強いと言って何が悪い?」
「今だけだ。はぐれ狩りを終わらせる頃にはザコだ」
勇者の頭の中では既に旅のルートが出来上がっているようだ。賢者はやれやれと溜め息を吐いて、とりあえず今を乗り切ればいいのだと、気持ちを切り替えた。
「死ななければいいのだろう?」
「そうだ。どれだけ屍が転がっていようとも、テメェが最後に立っていればいい」
「ごめんなさい、そんなにリアルに言わないで下さい。って言うか、私とお前と二人しかいないのに、屍言うな。お前を見殺しにしてでも生き残れという事か?」
「ククク…あぁ、そうだな」
楽しそうに笑う勇者の胸倉を掴み、カイは鋭く男を睨み付けた。
「冗談でもそんな事を言うな。他の誰を見殺しにしたとしても、お前だけは護る。絶対に諦めたりしない」
「死んだらジリ貧だしな」
「この馬鹿!私は冗談で言っているんじゃない!!」
顔色一つ変えないソルに、思わずカイが声を荒げた。だが、
「あぁ、分かってる。俺もだ」
穏やかに目を細めて笑う男に、勢いを一気に削がれてしまった。そして、赤くなる顔を慌てて隠し、カイはソルの後ろへと回った。そんな彼の様子に、ソルは楽しそうに笑いながら先を急いだ。

全力で敵を倒しつつ、勇者一行は無事にメルキドの町へやって来た。兵士が見回りをしているが、町の人々を見かけない。不思議に思ったカイは兵士に話しかけた。
「ここは城塞都市メルキド。しかし、こんな城塞など魔王の手に掛かればひとたまりもないだろう……」
「魔王を恐れ、絶望のあまり人々は働かなくなってしまったのだ」
この言葉に、カイは飛び上がって驚いた。
「そんな……強い武器と防具をチェックして行きたかったのに……」
ソルは最後の町まで買い物をしないと言っていたが、その町の物より強力な物がないかどうか分からない為、カイは町に着く度に商品をチェックしていたのである。こういう面ではとてもマメで、安心出来る賢者である。
「放っておけ。行くぞ」
納得が行かないと言う風に眉根を寄せるカイの腕を引き、ソルは町の中央に向かった。バリアーを通り抜け、神官に話しかけた。
「魔王の島に渡るには、太陽の石、雨雲の杖、聖なる守り、この三つを携え、聖なる祠へ向かうが良い」
「太陽の石、雨雲の杖、聖なる守りを入手後、聖なる祠へ向かう、と。よし、メモ完了」
顔を上げたカイに口づけ、ソルはその場を後にした。真っ赤になってカイがその後を追う。町の人を無視して進み、ソルは宿屋へ入った。
「うん?ぼく?ぼくはガライ。旅の吟遊詩人さ。楽器かい?ぼくは竪琴専門なんだけどね。家に置いてきちゃったよ。あの銀の竪琴の音色はちょっと危険なんだ」
次いで、ソルはある建物へ向かい、学者に話しかけた。
「わしは魔法の力で動く人形の研究をしている。巨大な人形を作って、この町を守らせようと思っておるのじゃ。そうじゃ!そいつの名前はゴーレムにしようぞ!うむ、強そうで良い名前じゃ!」
ソルが話し掛けたという事は、重要な情報と言う事だ。カイはしっかりとメモを取り、勇者の後を追う。
「銀の竪琴はガライさんの家だそうだけど、どこにあるんだ?」
「ラダトームの北西だ」
「……また戻るのか?」
勇者の即答に、カイは目を丸くした。岩山の洞窟に戻ったばかりなのだ。何度も戻っていては一向に先に進まない。
「いや、先に進む。んなモンいつでも取れる。後回しだ」
「そうか。じゃあ、聖なる祠は?」
「この先の島だ。場所を覚えておけよ」
「はい」
そうして、メルキドの町を出ると、カイは地図を広げて次の目的地を確認した。
「それにしても、この町を護る為にゴーレムを作るって言っていた学者……凄いなぁ、見てみたいよ」
「……いや、そうか。ここで息の根を止めておけば……戻るぞ、坊や」
「こらこらこら!何を言うんだ!!」
「後々邪魔になるんだ。今の内に元凶を絶っておけば……うぉおあ!」
まるで獲物を見つけた賞金稼ぎのような凶悪な笑みを浮かべた勇者に雷撃を叩き込み、フンと鼻を鳴らしてカイは先に進んだ。だが、――
「ぁ……」
辺りの魔物達の殺気に竦み上がり、足が動かなくなった。そして、焦げている勇者の元へと戻り、傍に腰を下した。
「馬鹿なのになぁ……」
頼りになるのだ。
カイは溜め息を吐き、勇者が起きるのを待ったのだった。

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毎年恒例…?(笑)

サイト閉めますー!
サークル閉めますー!
はい、毎年恒例のなんちゃってエイプリルフールでした!(早)

閉めるより、ジャンル変えていい?って訊きたい……ッ!!!
電王やりてェ―――――ッ!!!(アホです/笑)
瀬戸内行っていいですか―――――ッ!!!(旗掲げてェ/笑)

えぇっと…一昨日、イベントへ遊びに行ったのですよー。
参加された皆様、遊びに行かれた方、スタッフの方々、その他諸々の方々、お疲れ様でした。生憎の雨だったのですが、とっても楽しかったです!
あ、Aちゃん、会えなくてごめんね。例のブツ(笑)は大切に使わせて頂きます!次は5月。その時にめい一杯お話しましょうね!
K様、毎度毎度営業妨害してすみません……。でも、楽しかったですーvv 貴重なブツ(笑)まで見せて下さって有り難うございました!そして、GG2&AC+に手を出す時期が早まりましたよ!多分!!(笑) また5月にお逢いしたいですvv

こんな所で私信を書いてしまいました。え?いつもの事?そうですか…(笑)
や、細かい事は置いておいて(←置くんか)
プチオンリーやってたんですよー…電王の。とうとう手を出してしまい、ちょっと片足突っ込みたくなっています(笑) やっぱりリュウタが可愛いvv これ以上何を集めるつもりだ?(笑)
そして、BASARA……収穫はなかったけれど、なかったからこそ追い駆けたくなるこの腐れ根性…(笑) 瀬戸内の旗を掲げて、スペース取ってやる!!しかし、奥州と信州にはピンと来なかったのになぁ……くそ――――ッ、やられたッ!!!(笑)


さてー…気を失っていたので、この辺で……(眠)
バトンやろうと思ったけれど、無理、です…
拍手して下さった方有り難うございました。
二人旅が進んでいませんねー…もう少し待って下さいね。
おやすみなさい。

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