気紛れ日記

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管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


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終わった……!(バトン回答)

無事に金曜当番終わりましたー……!
ちょうど新入社員の時期でもあるから、初対面の時の仕種について話をしたのです。いい話だとお褒め頂けたのが嬉しかったですーvv
流自身も参考になるような内容だったので、実践出来れば…と思います。

さて、今日もバトン回答を……これで残るは三つ、だったかな?(笑) 明日はイベントへ遊びに行くので、(疲れ果てて)書けるかどうか分かりませんが、書けたらバトン回答している、と思います。

先に、拍手して下さって有り難うございます!!
頑張りました!いやいや、これからも頑張りますよ(笑)

では、バトン回答へ行きましょうか。
マリン様から【ドッキドキ!?全○バトン】を頂きました。
面白おかしく…答えられているといいのですが?(笑)
追記からどうぞ!

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やったったー!(バトン回答)

げ、原稿出来上がりました!
うはははははは……

明日さえ乗り切れば…!

さて、気分転換にまたしてもバトン回答です。
ゆきと様から【ありがとうバトン】をご指名頂きました。有り難うございました。

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原稿の合間の息抜き(バトン回答)

日頃からお気楽ごんた君なので、真面目に原稿作成してると、頭がヅラになりそうです。はっはっは、ヅラ!!!←何かのスイッチが入ったようですな(笑)

いやいや、本当に嫌んなるのです……

なのでー…
息抜きにバトン回答をしようと思いました!
二人旅を開始してからは通常の日記やバトン回答は避けていたので随分前のものですが、ご容赦下さい。
そして、回して下さった皆様、有り難うございます。こういう合間や、二人旅が終わったら消化して行きます。重ね重ねご容赦賜りたく存じます……

さて、まずは【性格バトン】から答えていきます。ゆきと様、マリン様、有り難うございました。
ゆきと様からは『礼儀正しい』、マリン様からは『頭が良い』&『大人』でご指名頂きました。

いやいや、阿呆でお気楽ごんた君ですから……(笑)


回答は追記から…

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更新について

ここに書く必要もないほどの更新ですが……

携帯版の絵置場に1点追加しました。
PC版の落書道場に描いた白カイですね。
失敗作ですが……(汗)

さてー…
現在、ゲーム日記が停滞中です。
ものっそブルーに入ってしまって、あの二人旅のテンションまで上がれない状態なのです。
ちょっと暫くは書けそうにありません。
あ、停止ではありませんから、ご安心を。あくまでも停滞です。……一緒か(笑)

金曜当番が回ってきたのですよ。朝礼の時間を使って発表しなくてはならないのです。
題材も決まり、後は原稿を書き上げて、いざ決戦の金曜を待つばかり……。
終わるまではどん底のブルーです。
ブルー入ると、ブルーなネタしか浮かびませんね……駄目だー。
来週になったら肩の荷が下りて、テンションも上がるはずなので、待ってやって下さい。

今日までに拍手して下さった方、本当に有り難うございます。
頑張ります、金曜当番!!(違)

ただいま&有り難う!

旅行から帰って来ましたー!
すると、サイト更新されてました!
仕事が早いね、相方!!

旅行の間中、ずっと雨だったのですが、帰る頃にカラッと晴れましたよ。そう言えば、前回も雨でしたねぇ…これ如何に??流を含め、雨男、雨女が多いのでしょうか(笑)

さて、PC版が更新されています。
見て頂けましたかー?流のお気に入りの二枚、セクシーソル&カイですvv 相方は不満なようですが、今も昔と変わらず大好きですよ。ねぇ、素敵ですよねェvv
何ならギャラリーTOPを新調して、クリックしたらエロ格好いいソルと、カッコ可愛いカイがお出迎えしてくれるようにしてみるか?あ、その前に拍手絵か…落書道場のノルマもあるぞ(笑)

もうそろそろ忙しくなる時期でもあるし、流も気合を入れなければ……ッ!!


拍手して下さって有り難うございます。
頑張ります!!

相方のおらぬ間に(笑) by神原

はい、そういうワケで(どういうワケだ)
相方が旅行中にやって参りました、副管理人・神原です。
副管理人がここへ書き込む時は?そうです、PC版を更新した時ですね。(笑)

先日「俺と貴様の落書道場」の方で相方から要望があったので
過去個人サイトの方に載せてた相方からのリクイラストを
こちらにも移動で掲載しておきました~。
………随分前のイラストなので、自分としては抵抗がありますけどね(汗)

あとは、去年のイベントで使った看板も2回分追加しておきました。
今年の参加はまだなので何もないですが……(汗)
良かったら見てやってくださいませ。

……イラストはなかなか更新なくて非常に申し訳ない!!(汗)
出来る限りは更新出来るよう、努力致しますので……

更新は以上です。相方、気を付けて旅行楽しんで下さいね~。
本日の大阪は雨ドシャ降りで風ゴーゴー言ってます(汗)
旅行先はどうなんでしょうね……晴れてればイイなあ……

3/17 拍手RES

明日と明後日、慰安旅行に行ってきますー…。
大阪を離れて東へGO!です。大阪に住んでいるのにも関わらず、集合場所への行き方が分からない、なんちゃって大阪人の流ですが、頑張って行ってきます。遠出する時はいつも誰かかしらに連れて行ってもらうので、一人で行けと言われると、その時点で迷子です(笑)
アホやアホやと言われつつ、行き方を調べましたよ。けど、最短距離の知らない駅で途中下車するのが怖いので、終点まで乗って行こうと思います。や、方向音痴を馬鹿にしてはいけません。マジで迷子になりますから(笑)
駅まで着いたら、集合場所まで同僚が送り届けてくれるので(笑)、そこまで辿りつけばいいのです。ふふ、しかも謀ったかのように雨ですねー……慰安旅行、雨の日が多いです。きっと雨男、雨女が多いのでしょう。

明日から旅行なのに、今日天罰がやって来ました。
日頃の行いが悪いのでしょうか……どうよ?
痛み止めを取るか、酔い止めを取るか……マジで迷う二者択一……;;
天然温泉じゃない事を願う!!
何よりも、ご飯が美味しければいい!!

さて、拍手有り難うございました。
RESは追記にて…

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岩山の洞窟 Lv.?

ラダトームから南西に少し行くと、岩山の中にポッカリと開いた洞窟がある。北の洞窟とは違い、魔法も使える為、隅々まで探索出来そうだ。
「よし、頑張るぞ!」
ウキウキと洞窟内部に足を踏み入れる賢者の後に続き、ソルはやれやれと溜め息を吐いた。だが、
「……??」
キョロキョロと辺りを見回し、眉間に皴を寄せた。
「ソル、どうした?」
「記憶がねェ。やっぱここは素っ飛ばす所だ」
「そんなの当てになるか。宝箱を取るんだから。さ、行くぞ」
「……マジか」
ソルはゲンナリとした。記憶に無いという事は、重要でないという事だ。それでも宝箱を目指して進む元盗賊の賢者について行く勇者であった。

順調に宝箱を開けて行き、
「ふふ、お金が入ってあったぞ」
幸せそうな彼は正しく盗賊。普通に魔物を倒した方がより多くもらえそうな小金だったのだが、安全に手に入れられた事が嬉しいようだ。だが、敵が強い。のんびりとしていたら、体力を持って行かれてしまう。
「坊や、忍び足」
「はい」
移動補助の呪文で、一定の距離を移動する間、モンスターに会う確立を減らすのだ。カイの目的は宝箱。ソルはレベル上げよりも、無事に出る事の方を優先した。この洞窟内では正しく迷子だからだ。

宝箱を集めつつ洞窟を進む勇者一行。地下1階までの比較的小さな洞窟ではあるのだが、入り組んでおり迷い易い。
「ソル、方向音痴だろう」
「良く解ってんじゃねェか」
「うん。それより、ここはさっきも通ったんじゃないのか?」
「うるせェ、それより後いくつだ?」
宝箱の数を数えさせると残り二つ。ウロウロと歩き回り、経験値を稼いでいく。そうしてどうにか絨毯の間に辿り着いた。宝箱が並んである。
「もしかして、凄い武器か防具が入っているのかも…っ!」
カイが期待に胸躍らせた。宝箱を開けた。

破壊の剣と地獄の鎧が入っていた。
呪われた武器と防具である。

破壊の剣:憎しみが籠められた邪剣。時々体が動かなくなるが、会心の一撃が出易い。
地獄の鎧:高い守備力を誇る。攻撃呪文のダメージを軽減するが、体が動かなくなる事もある。
「どっちもソルなら装備出来るけど……?」
「冗談じゃねェ!二重に呪われんだろ!!」
「ソルならきっと三重に呪われても大丈夫だよ!」
「ふざけんな!だから記憶から抹消されてんじゃねェか!!」
目の前に現れたモンスター達を叩き伏せながらも言い合う二人の前に、敵は無し。と言いたい所だが、敵は強い。迷いに迷って隅々まで歩き回った二人は、まっすぐに地上へ向かった。
「ッたく、無駄な時間だったぜ」
「祈りの指輪とお金は嬉しかったからいいじゃないか」
「同じ時間を潰すなら……ぉあ!」
続く言葉を予想し、カイが意地の悪い笑みを浮かべていた勇者を殴り飛ばした。
「殴るぞ」
「痛ェな!そういう事は殴る前に言え!」
「どうせよからぬ事でも考えていたんだろう」
「…よからぬ事?」
フンと鼻を鳴らして冷たい言葉を投げると、ソルが黙り込んだ。すると、言い過ぎたかと、すぐにカイの表情が困惑したものへ変化した。
「そうか……終わらせりゃ、ヤり放題か」
「…………はあ?」
「そうだな。暖かい所にでかい家を買って、庭に犬でも飼うか」
「………おーい?」
勇者は先を見通す能力に長けているようだ。
「ククク…行くぞ、坊や。駅近で病院、学校、スーパーも近所にある、立地条件のいい家を選ぶぞ。勿論車庫付だ」
「えぇっと、……ごめんなさい、帰ってきて下さい」
「ククク、クックックックック……」
「ソルー…?」
楽しそうに笑う勇者を、まるで不気味なものを見るような目で見つめつつ、賢者はそれでもその後に続いて行くのだった。

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カラーズ de ホワイトデー

先月と同じ様に店先に可愛らしく包装された飴や、ポーチ、ミニハンカチ等が置かれている。甘いものが大好きなヴァイスは嬉しそうに飴やチョコをジッと見ていた。
「ヴァレンタインのお返しですか?」
「え……?何ですか?」
店員に声を掛けられ、ヴァイスが目を丸くした。聞き慣れない言葉が混じっていたのである。
「ヴァレンタイン…?」
「あら、ご存じないのですか?ヴァレンタインは……」
店員の説明を熱心に聴き、ヴァイスは困ったように眉根を寄せた。
「チョコを貰っていなかったら、どうしたらいいですか?」
「あくまでも気持ちです。日頃の感謝をお返ししたい、その気持ちが大切だと思いますよ」
「感謝……」
「日頃からお世話になっている方はいらっしゃるの?」
ヴァイスは余り感情を表に出さない彼の事を思い浮かべた。人を寄せ付けない彼が、実は思い遣りがあり、心優しい事をヴァイスは良く知っていた。そんな彼にはいくら感謝しても足りない恩がある。
「……家族でも、いいのですか?」
淋しそうに笑うヴァイスに、それでも店員は表情を崩さず、ニッコリと笑った。
「えぇ、大切な方ならどなたでも」

ヴァイスは家事やお遣いをして溜めた小遣いを使い、シュヴァルツの為にチョコ菓子を買って帰った。小遣いがほとんどなくなってしまったが、彼の為に何かが出来る事の方がヴァイスは嬉しかった。
「喜んでくれるかな?食べてくれるかな?」
そう考えるだけで心が躍った。そして、足も軽やかに帰路を急ぐ。そうして注意力が散漫だった為に通りで人とぶつかり、その拍子にプレゼントを落としてしまった。
「あ、ごめんなさい……ッ!」
即座に謝り、ヴァイスは驚いて目を見開いた。いかにも悪そうなチンピラだったのだ。
「痛ェ、痛ェ!骨が折れた!!」
「ごめんなさいだぁ?人に怪我させておいて、それだけか?」
「おい、慰謝料寄越せ」
強面の男達に囲まれてしまった。だが、ヴァイスはジッと男達を見上げ、ぶつかった男の腕に触った。
「何だ、テメェ……?」
「大丈夫、折れていませんよ」
「んな事分かってんだよ!いいから金寄越せ!!」
「………」
理不尽な要求に、ヴァイスは口を閉ざして男達を見上げた。シュヴァルツとは全くの正反対の人種のようだ。ヴァイスは真紅の瞳で男達を見据えた。
「僕はあなた達みたいな人は嫌いです」
大きな瞳が嫌悪に歪んだ。と、その時、
「ヴァイス、よせ」
鮮やかな金色の髪の青年が現れた。漆黒の服に身を包んだ青年はヴァイスと同じく、真紅の瞳で男達を射抜いた。凍り付くような眼で睨まれ、男達が一瞬怯んだ。だが、せっかくのカモをそれで逃がすような気質の人間ではない。
「保護者か?ちょうどいい、こいつに付けられた傷の……」
シュヴァルツは持っていたケースを腕を押さえる男に手渡し、ヴァイスの手を握ってやった。
「A級ランクの首だ。くれてやるから失せろ」
「す、凄ぇ!Aランクだったら、暫くは遊んで暮らせるぜ」
「賞金稼ぎか。へへ、だったらもっと……」
キィィ…ン、と澄んだ音を響かせて、シュヴァルツが真紅の刀身の剣を目も止まらぬ速さで抜いた。
「首と胴が繋がっていたかったら、今すぐ失せろ」
表情を一切動かさずに見据える彼から殺気が吹き付け、男達が恐怖に慄き、震え上がった。
「シュヴァルツ、僕もよそ見をしていたんです。ごめんなさい」
「ちゃんと謝ったのか?」
「はい。でも、……。僕はこの人達は嫌いです」
「そうか、残念だったな」
ヴァイスが哀しそうに瞳を伏せ、シュヴァルツの真紅の瞳が底光りした。止めの一言に、男達が脱兎の如く逃げ出した。それでもしっかりと首を持って行くだのだから、いい根性をしている。シュヴァルツは足元に落ちている箱を拾い上げ、ヴァイスへ渡してやった。
「……汚れてしまいました」
落とした時に箱が壊れ、土で汚れてしまっていたのだ。シュンと俯き、ヴァイスは丁寧に土を払った。
「新しいのを買いに行くか?」
「いいえ、これでいいです。さ、帰りましょう」
「……そうか」
無理に作った笑顔が痛々しかった。

家に戻って来ると、ヴァイスはシュヴァルツの手伝いをしながら、買って帰ったプレゼントをどうしようかと考えていた。汚れてしまった物を渡す気にはなれず、だからと言ってシュヴァルツに買ってもらったのでは意味がない。今日の稼ぎもチンピラに渡してしまったのだ。
(A級ランクってどれくらいの賞金が出るのだろう?プレゼントも買い換えないといけないし……沢山お小遣いを溜めないと……)
考えれば考えるほど、涙が出そうになった。
自分の不甲斐無さが情けなくて、悔しくて。

食事を終わらせても、眠る体勢で寛いでいても、ヴァイスの気分は沈んだままだった。そんな青年を引き寄せ、シュヴァルツは優しく抱き締めてやった。
「中の物も駄目だったのか?」
「いいえ、お菓子は大丈夫でした」
「そうか。お茶を淹れる。持って来なさい」
「……はい」
シュヴァルツがお湯を沸かしている間に、ヴァイスは包装したままの箱を持って来た。
「まだ開けてもいなかったのか?」
「はい。だって、これは……」
「?」
言葉に詰まってしまったヴァイスに、シュヴァルツは怪訝な顔をした。すると、大きな真紅の瞳に一杯の涙が溢れてきた。ずっと我慢していたのだ。肩を震わせて涙を零した。
「ぼ、僕…シュヴァルツにプレゼントしたくて……」
「私に?」
「いつものお礼をしたかったのです」
「…」
世の中ではホワイトデーと呼ばれる日。大切な人へ感謝の気持ちを籠めたプレゼントのお返しをする日だ。シュヴァルツはそんな心優しい青年の髪をそっと撫でてやった。
「礼など要らん。私はお前が傍にいてくれているだけでいい」
「それでも僕はプレゼントしたかったのです」
「あぁ、有り難う」
シュヴァルツが柔らかい笑みを浮かべ、ヴァイスは温かくなった胸を押さえた。彼との感情の違いに気付いてはいたが、それでも余り表情を崩さない彼が嬉しそうに笑ってくれる事が嬉しかったのである。
「開けておいてくれ。お茶を淹れてくる」
「はい」
少し箱が潰れ、包装紙が汚れてしまっていたが、中のチョコ菓子は綺麗に並んでいた。カップを二つ持って戻って来ると、
「美味しそうです」
嬉しそうに笑うヴァイスにつられ、シュヴァルツの口元にも笑みが浮かんだ。ヴァイスは甘いものが大好きなのだ。
「食べていいぞ」
「え?いいのですか?嬉しいです」
「ふふ、あぁ」
本当に幸せそうに笑っていたヴァイスが、ふと笑みを引っ込めてシュヴァルツを見つめた。
「どうした?」
「僕の方がシュヴァルツに喜んで欲しかったのに……シュヴァルツはいつも僕が嬉しい事をしてくれるのですね」
「ヴァイスが嬉しいと私も嬉しいからだ」
言われてヴァイスは気付いた。プレゼントを買った時、シュヴァルツの喜ぶ顔を思い浮かべるだけで心が躍っていたのだ。
「僕もそうです。シュヴァルツが笑ってくれると、僕も嬉しいです」
「そうか」
ふわりとシュヴァルツが笑った。大切な人が嬉しいと、それだけで心が温かくなるものだ。胸を押さえながらチョコ菓子を口の中に放り込み、ヴァイスは幸せそうに笑った。

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更新について

ボチボチと更新をしていますねェ……手抜きですが……(痛)
携帯版を少し触りましたー…
拍手絵を一枚絵置場へ移動させ、一枚追加しました。
と言う事は、PC版の落書道場に一枚絵が増えました。

わぁ、一度で二度美味しい!←それは意味が違う

えぇ、正しくは一石二鳥ですね。すみません、手抜きで…。
何もしないよりはいいかなーとか思いつつ描いていますが…アップするから!と思うと、一応気合いが入るので、少しはマシなものが出来上がっていると思いたい。
あれで?って突っ込みは……(痛)

ソル祭りになりつつあるから、本当はカイを描こうと思っていたのですけれどねー…祭り言うほど描いてない(笑) ひと月に一枚……解り易い数字ですな。

さて、拍手して下さった方、有り難うございました。
ゲーム日記は書いている途中で寝こけて、止まっています;; お待ち下さいねー…

実は今日、デスノートを観に行く予定だったのですが、流れてしまったのです…
今週末までやってるといいけれど…先週から流れて流れて今に至るのですよ(涙)
観たいー……

ドムドーラ Lv.?

勇者一行は闇の世界を進み、砂漠へとやって来た。
「砂漠の町ドムドーラにようこそ」
出迎えてくれた町の人の脇を素通りし、ソルはカイに宝箱の数を調べさせた。すると、4つある。その前に、ソルがある武器屋へ向かった。おや?と思いつつ、カイはその後を追った。
「ここは武器と防具の店だが、いま生まれてくる子供の名前を考えてるので……。ゆきのふ……。うーん、いまいちかなぁ……」
商売をしてくれない。
「ふふ、余程楽しみなんだろうな」
「女だった時の事を考えてねェな。ククク、クックックック……」
珍しく男がツボッた。楽しそうに笑う勇者につられて、カイも笑った。
「あははははは、そう言えばそうだな」
「この時代に超音波なんてもんがあるとも思えねェしな」
「…ちょうおんぱ??」
「こっちの話だ、気にすんな。よし、行くぞ」
「……ここへは何をしに来たんだ??」
カイの疑問はご尤も。店主を笑いに来ただけである。

ソルは南西の老人の家へ入り、樽と本棚を調べて宝を手に入れると、牧場へと場所を移動した。迷わず進む勇者は盗賊のようだ。
「ソル…たまには私を頼ってくれてもいいと思うんだけど……?」
「あぁ、記憶が抜けてる時は頼む」
「……はぁ」
餌置場の辺りを調べて宝を見付け、ソルは馬の柵の中に入って行った。そして、草むらでオリハルコンを手に入れた。
「うわぁ、立派な石だな。何に使うんだ?」
「さぁな、坊やが持ってろ」
「え?うん」
穏やかに笑い、ソルはオリハルコンをカイに渡した。これで四つの宝を見つけた。だが、まだ取り残しがある。ソルは井戸へ向かった。だが、水がない。先に進むと一人の男がいた。が、その脇を素通りし、辛うじて残っている水の辺りを調べた。小さなメダルを袋へ突っ込み、男を無視して行こうとした。我慢の限界だったのだろう、カイがソルの後ろ髪を引っ張った。
「ぅお?」
「駄目だ、ほとんど干上がっちまってるぜ。この町も長くねぇかも知れねェな。もっとも、その前に魔物に襲われて全滅なんて事もあるけどよ」
カイが男に話し掛けていた。だが、未来が閉ざされてしまった町の住人に掛ける言葉など見付からなかった。
「坊や、行くぞ」
そんな彼の腕を引き、ソルは井戸を出た。
「地上はまだ平和だったんだな」
「……そうだな」
「ソル、頑張ろうな」
「……あぁ」
平和ボケしていた王達が懐かしい。この世界では希望を持っている者が少な過ぎる。絶望してしまっているのだ。唇を噛み、カイは地図を広げて次の目的地を探した。そこで、通り過ぎてしまっている洞窟に気付いた。
「ソル、この岩山の洞窟を飛ばしてる」
「ぁあ?レベル上げに使う洞窟だな。ここまで来て戻る気か?諦めろ」
「駄目だ、戻る。宝箱を取りに行こう」
「……」
目を輝かせてしまったカイに、ソルは口を閉ざした。財布を握っている彼は、少しでも路銀を溜めたいのだ。そして、強い武器防具などを手に入れたいのである。
「坊や、これで2回追加……」
「馬鹿―――――――ッ!!!!」
嫌がる勇者を思い切り蹴り飛ばし、
「もういい、一人で行くから!!!」
カイは歩き出した。肩を怒らせて、だが嬉しそうにウキウキと町の外へ向かった。
「やれやれ……」
苦笑し、ソルはそんな彼の後を追って歩き出した。

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ラダトーム Lv.?~ドムドーラ Lv.?

ラダトーム北の洞窟から戻り、試しに南下する事にした勇者一行。
「陸路は危険過ぎるよ。船で行こう」
陸の魔物の強さにカイが表情を曇らせた。その考えは甘いと、口で言っても恐らく無駄だろう。ソルは彼の言う通り、船に向かった。そして、―――
「何で三回も攻撃して来るんだ―――ッ!!!」
カイが悲鳴を上げた。強敵の名はクラーゴン。大王イカより強化されたモンスターで、生命力が高く、痛恨の一撃と3回攻撃がかなりの脅威である。
「さすがに3杯出て来ると痛ェな」
「イカの数え方なんてどうでもいいよ!モンスターなんだから!!」
「ククク、気付けるくらい余裕じゃねェか」
「……ソル、この状況で私に余裕なんてありませんよ」
余裕の表情を崩さない勇者に冷たい視線を投げ、カイは鋼の鞭を握り締めた。クラーゴンは高位の魔物に当たる。それでなくてもレベルが追い付いておらず、通常攻撃自体が痛いのだ。3回攻撃の内、1回でも痛恨がきたらその時点で戦闘不能に陥ってしまう。カイは守備力増強の呪文の詠唱に入ろうとした。意地悪をし過ぎたかと、ソルがカイを庇って前に出た。
「何を…!」
「大型が出て来た時は、眠りの杖を使え。鉄則だ」
「は、はい!」
カイは即座に眠りの杖を取り出して掲げた。稲妻の剣を握り締め、ソルが攻撃に出た。眠らせてもそのターンで目を覚まし、攻撃にまで移ってくるのがこのモンスターの怖いところだ。
「眠らせ続けろ!」
「……はい!」
ソルは稲妻の剣を掲げ、呪文効果で全体攻撃を仕掛けた。そうして苦戦しつつ、クラーゴン達をやっつけた。カイは地図を広げ、現在地を確認した。航路も危険だと感じたのだ。この世界はどこに行こうとも危険には変わりないのだが、少しでも安全な道を探すカイが可愛く、ソルは口出しせずに彼の好きなようにさせていた。
「あれ…?この近くに町があるよ。行ってみよう」
「……廃墟、じゃねェな。あぁ、行くか」
「廃墟??」
「いや、大丈夫だろ。行きゃ分かる」
何かを思い出そうとする仕種をしつつ、船を下りた勇者を追い駆け、カイは地図を見た。ちょうど東へ行った辺りに砂漠の町がありそうだ。だが、少し進んだところでソルが足を止めた。
「そろそろ休むぞ」
「え、どうして?もうすぐ町に着くのに……」
「体内時計が狂ってるぞ、坊や。しっかり管理しとけ」
「あ……地上ではもう夜か」
言われて、カイは時計を取り出し、今が深夜である事に気付いた。気付くと襲って来る疲労感。北の洞窟に行き、そのまま南下して来たのだ。緊張の連続で疲労が積み重なっていたのである。
「うん、今日はここで野宿しよう」

火を焚くのは危険だが、この地底では日中の熱がなく、夜は冷え込む。マントに包まると、カイは横になった。だが、冷たい地面に体温を奪われ、竦み上がって小さくなった。そんな彼を引き寄せ、ソルは口の端を上げた。
「寒いのか?」
「ん…でも、大丈夫……って、何をする気だ?」
「ククク、温めてやるよ」
「ちょ……ソル、こんな所で…!」
カイはカッと赤くなり、ソルの腕の中から逃れようとした。だが、既に両手を封じられており、圧し掛かっている男の口づけで徐々に力が抜けていく。首筋に舌を這わされると、爪先からゾクリとした感覚が這い上がり、身体が震えた。と、その時、ソルが顔を上げて、立ち上がった。
「?」
助かったと思った。だが、ソルは稲妻の剣を掴むと、その場を駆け出した。魔物だと遅れて気付いたカイは、武器を握り締めた。しかし、―――
「た、立てない……」
身体に力が入らなかった。がくがくと膝が震え、立ち上がる事さえ出来ない。そうしている間にも、恐らく稲妻の剣を使ったのだろう。派手な爆音が轟いた。一人で地底の魔物の相手をするのは無謀だ。カイはソルが無事で戻る事をひたすら祈った。

暫くすると、ソルが戻って来た。傷を負ってはいるが、深い怪我はないようだ。ホッと安堵した顔を上げて、カイはソルを抱き締めた。
「……坊や?」
珍しい彼の行動にソルは軽く目を瞠り、その背中を撫でてやった。
「無事で良かった。役に立たなくてごめん……」
「大した事じゃねェ、心配するな」
安心させるように、ソルはそっとカイの額に口づけた。そして、先ほどの続きをしようとした時、
「ソル、外では冗談でも私に触らないでくれ。何かあった時に動けませんでしたじゃ、話にならないだろう?……って、ソル?ちゃんと聴いているのか?」
またしてもお預けを喰らい、ソルは脱力したように突っ伏した。
「……今から町に向かうぞ」
「休めと言ったのはお前だろう?……もしかして、するのが目的で休むって言ったのか?」
「半分正解だ」
「この馬鹿っ!!今の私達には余裕なんて無いんだぞ!!!」
真っ赤になって怒り、カイがマントに包まって眠る体勢に入った。そん彼を抱き寄せ、
「暴れんな。くっついてた方が温かいだろ」
ソルは小さく苦笑した。
「変な事したら、殴るからな」
「外はお預けなんだろ?しねェよ。その代わり、明日町に入ったらヤらせろよ」
「………馬鹿っ!」
次は羞恥に真っ赤になったカイの髪に口づけ、ソルは辺りに結界を張った。
「ゆっくり休め」
「うん」
ホッと安堵の息を吐き、カイはソルの腕の中で眠りに落ちた。慣れない闇の世界と強い魔物達で、カイの疲労は大きかった。ようやく肩の力を抜いた彼を抱き締め、ソルは小さく笑った。

...続きを読む

ラダトーム周辺 Lv.?

ラダトームを出ると、勇者一行は北の洞窟へと向かった。分かっていた事だが、敵が強い。肉弾戦ではキツイ相手だと見ると、ソルは迷わず稲妻の剣の中級の爆発系の呪文効果を使い、全体攻撃を仕掛けた。呪文を行使する勇者に倣い、カイも印を切った。
「イオラッ!」
仲間を呼び寄せるマドハンド達を一網打尽にした。もう少し余裕があれば、経験値稼ぎには持って来いの魔物だが、現時点では倒すので精一杯だ。
「レベルが追いついてないんだ……。これじゃ、町の傍を離れられないな」
「洞窟はすぐそこだぜ」
「う~ん、行くだけ行ってみたい」
「ククク、あぁ」
カイが一生懸命集めた情報だ。ソルは小さく笑って洞窟内へ足を踏み入れた。そうして少し進んだ所でカイが辺りを窺った。
「宝箱はあるかな?」
元盗賊ゆえか、洞窟にやって来ると宝箱が気になるのである。カイが呪文を唱えた。だが、不思議な力によって掻き消されてしまった。
「あれ?どうして……?」
「?…?……!?不味い…!坊や、出るぞ!走れ!!」
「え?ええ?何!?どうしたんだ??」
顔色を変えてソルが踵を返した。直後、魔物の群れが現れた。ヒドラが一体、バルログが二体。こんな所で出くわすには、最悪過ぎる相手だ。ソルが鋭く舌打ちした。
「この時代は魔物の巣窟か!」
「何の話だ!!」
「気にすんな、こっちの話だ!それより、呪文が使えねェんだ!!手加減するな!最初から殺る気でぶちのめせ!!」
「……ひっ!」
カイが小さく悲鳴を上げた。ヒドラが真っ赤な口を開けて焔を吐き出したのだ。
「くぅ……!」
「チィッ……カイ!ここで死んだら、持ち金取られてジリ貧だぞ!盗賊根性見せやがれ!!」
「は、はい!って、そんな励まし方があるか――――ッ!!」
「ククク、それだけ元気がありゃ大丈夫だな」
一つ間違えれば確実に殺される相手でも、二人の息はピッタリだった。バルログが唱える昇天呪文は洞窟の不思議な力で掻き消されて怖くない。だが、全体攻撃の焔は痛い。ギラリと輝く黄金と紺碧の瞳が目標を捉えた。
「ここが野外なら一本ずつ首を落として焼き殺してやる所だが……」
「悠長に構えていると危険だ。瞬殺する」
攻撃目標、ヒドラ。二人を前にして、一分間も立っていられる敵はいない。そんな彼等が殺る気になったのだ。正しく、瞬殺だった。魔物の群れをやっつけると、ソルは洞窟を抜け出した。ホッと安堵の息を吐き、カイが回復呪文を唱えた。
「クク、ヤバかったな」
「笑い事じゃない!でも、魔法が使えない状態で、どうやって先に進むんだ?レベルを上げたとしても、回復が出来ないんじゃ無理だよ」
「あぁ、そうだな。ここは後回しだ。先に進むぞ」
「ちょっと待て。この状態で進んだら……!」
少し進むと、魔物の群れが現れた。呪文で速攻で片付けているが、肉弾戦では辛い。
「分かってる。先にレベル上げだ。海に出ても、南に下っても、今の俺達じゃ話にならねェ」
「それに、お金を貯めて装備を整えないと……」
「いや、ここでは買うな。このまま行く」
「え……?」
勇者のとんでもない言葉に、サァッとカイが蒼褪めた。レベルも追い付かず、頼みの武器防具も心許無いのだ。
「し、死ぬしかないじゃないか……」
「ちゃんと地図を見ろ。地上に比べると、半分以下だ。最後の町まで根性で辿り着ければ、ゴールドマンを狙い撃ちすればいい。装備が整ったら最後の町周辺ではぐれ狩りをする」
「せこい……」
「うるせェ、それ以上に早いやり方があるなら言いやがれ」
カイは口を閉ざした。確かに町と町との距離は短く、その都度新しい物を購入しつつ行っていては、すぐに路銀が底を尽いてしまうだろう。だが、その肝心の町に辿り着けなくては意味がない。グルグルと考えを巡らせて頭を捻る彼の様子に、ソルはやれやれと溜め息を吐いた。
「俺の武器、防具、盾は坊やが探すんだろ?」
「あ……う、うん、頑張るよ!」
「だったら、必要になるのは坊やの分だけだろ」
「そうか……そうだな。うん、このまま行こう」
ようやく納得したカイに、ソルは小さく笑った。そんな思慮深い男を見上げ、カイもつられて笑った。
「見惚れんのはいいが、油断し過ぎだ」
注意力が散漫になっている彼に軽く口づけ、ソルはニッと口の端を上げて歩き出した。
「……こ、こ、この……ッ!!」
真っ赤になって手を振り上げたカイだったが、ふと我に返り気付いた。ついて行くとは言ったが、またしてもソルに負担を掛けている。魔物への警戒、旅の段取り等、カイでは考えも付かない事まで先読みし、魔王を見据えている。
「……しっかりしなくちゃ!」
自分の頬を叩いて気合を入れ、カイは頼もしい勇者の背中を追ったのだった。

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ラダトーム Lv.?

カイに悪戯をしようとした男を追い払ったソルは、一晩宿に泊まって彼を休ませた。そうして賢者に合流した勇者だったが、元よりやる気は無く、賢者の後に黙ってついて行くだけにする事にした。そうして任されると張り切るのがカイだ。
「よし、情報を集めよう」
「……ウゼェ」
カイは宿を出て町の人と話をする事にした。ここに来て、ようやく旅らしくなったと言える。色々な人と話をし、カイが気になったものが二つあった。
「北の洞窟の奥には、全てのものを拒む底無しのひび割れがあるって言ってたな。魔王がこの世界に現れた時出来たもので、魔王の爪痕って呼ばれてるみたいだよ。後で見に行こう。それと、おじいさんが言っていた古い言い伝え。雨と太陽が合わさる時、虹の橋が出来る、と……今は良く分からないけど、先に進めば何か分かるかも知れないな」
人々の話をメモに取りながら行き先を練り、先を見詰めるカイに、ソルの表情が徐々に険しくなっていった。これが普通なのだ。これでいいのだが、不満なようだ。そんな勇者の様子に気付かず、カイは町の先の城へ向かった。
「立派なお城だな。よし、まずは城の人の話を聞こう」
「………ウゼェ」
活き活きと歩き回るカイの後を追い、ソルがウンザリとした。
「このお城と海を挟んで向こうに見えるのが大魔王の城です」
男性の言葉に、カイが目を丸くした。
「と言う事は、目と鼻の先じゃないか……。こんなに近くにいるのか」
「飛空挺から魔道砲でもぶっ放して、城ごと木っ端微塵にしてやれ」
「今のは聞かなかった事にしてやるから……さ、次に行こう」
「……面倒臭ェ」
そうして歩いていると、宝箱を見つけた。カイが宝箱を見詰めていると、子供がやってきた。
「お城の宝だった武器や防具を魔王が奪って隠してしまったんだ」
「魔王でも怖いものがあるのかなぁ……」
「え……?空っぽ?」
宝箱を開けると、中には何も入っていなかった。ガッカリとしつつ、カイは情報を集めた。そうして兵士に話し掛けると、
「大魔王ゾーマを倒すなどまるで夢物語だ。しかし……かつてこの城にあったという王者の剣、光の鎧、勇者の盾。これらを集められれば、あるいは……」
カイはメモに取りながら、ふとソルを振り返った。恐らくこの武器、防具は勇者しか装備が出来ない貴重品だろう。付いて行くだけで何もしないと言っていたが、それは口だけだと、カイは確信していた。地底の魔物の強さを身を持って体験したカイは、その剣と鎧と盾を探し出そうと決めた。少しでもソルの負担が軽くなるのであれば、カイは何でもしようと思ったのである。
情報収集を切り上げ、カイは王様の下へ挨拶へ向かった。すると、謁見の間にも人が沢山いる。カイはメモを取り出し話し掛けに行った。そんな後姿を見送り、ソルはフーと溜め息を吐くのみだった。すると、
「ソル、ちょっと来てくれ!」
カイが手招きした。怪訝な顔をしつつ、彼の元へ向かう。
「父上殿が生きていたんだ!良かったな!」
「……何だと?」
「私がオルテガ様のお世話をしたんです。酷い火傷をしてお城の外に倒れていて……。記憶を無くされたらしく、遂にご自分の名前以外思い出されなかったんです」
女性の言葉に、ソルが嫌そうに顔を顰めた。
「チッ、余計な事しやがって……おぁ!」
「いえ、何でもありません。有り難うございました。さ、王様の所へ行くぞ」
暴言を吐いた勇者の後ろ髪を引っ張り、カイは玉座へ向かった。
「うん?見ぬ顔じゃな。そうか、そなたらもまた上の世界から来たと申すか。わしがこの国の王、ラルスじゃ。わしの所に来るまでに人々の話からおおよその事は聞き及んでいるであろう。もはやこの国には絶望しか存在せぬ……。しかし、もしそなたらが希望を齎してくれると言うなら、待つ事にしよう」
セーブを取ってもらうと、右に控えていた大臣が話しかけてきた。
「これまで数多の勇者が大魔王を倒さんと旅に出た。しかし、帰って来た者は誰もおらぬ。そう、あのオルテガさえも……」
「……父上殿……」
カイは表情を曇らせたが、気を取り直して情報収集に向かおうとした。その手をソルに掴まれ、引き止められた。
「ソル、どうした?」
「面倒臭ェ」
「……何が?」
「いちいち話し掛けんのがだ。付いて来い」
「え……?ええ??そんなぁ……」
カイが話しかけようとしていた人々を無視し、ソルはテラスへと上がった。再び、町の人々を完全に無視して行く気だ。せっかく取ったメモを握り締め、カイはソルの後を追った。テラスへ出ると、神父がいた。迷わずソルは神父へと話しかけた。
「おや、見ない顔ですね。なんと、魔王を倒す為、上の世界からっ!?」
『はい』or『いいえ』
「この世界の住人じゃねェ事は確かだ」
「おお、やはり!しかし、不慣れな土地でさぞや苦労をなさいましょう。おお、そうじゃ!これを持ってゆきなされ!この地図があれば少しは役に立ちましょう」
ソルは妖精の地図を受け取った。
「妖精の地図を見て大陸をくまなく歩けばきっと道は開けましょうぞ」
「有り難うございます!」
カイの顔に笑みが浮かんだ。地図を広げてもどこにいるか分からなかったのだ。これで無事に旅を進められるだろう。だが、次の目的地がハッキリとしていない。カイが不安そうにソルを見上げた。
「面倒臭ェから付いて来い」
「……どこに?」
不安そうにしている彼の前に地図を広げ、ソルは次の目的地を指差した。
「ここから東に行くと、マイラの村がある。船で大陸沿いに南へ向かうぞ」
「……どうして?」
「マイラの村にある妖精の笛を取りに行く為だ」
「???」
情報が少な過ぎてカイには理解出来なかった。そんな彼の様子に、ソルが小さく苦笑した。
「付いて来ねェのか?」
「付いて行く……けど、先に……」
「洞窟か?確か何も無かったはずだが……」
「でも、……せっかく……」
情報を集めたのに。
続く言葉を飲み込み、カイが俯いた。やれやれとソルは溜め息を吐き出した。
「しゃあねェな、1回追加だぜ」
「追加?何を?」
「何って、ヤる回数に決まって……うぉおあ!!」
「地獄に帰れ!!馬鹿!!!!」
勇者の為と思って取っていたメモを握り締め、カイは肩を怒らせて歩いていった。
「馬鹿ッ!本当に馬鹿だ!!駄目勇者!!!」
放電しながら歩いて行く彼の背中を見送り、ソルは小さく笑った。
「おい、いるんだろ。出て来やがれ」
声を掛けると、ヌッと召喚獣が顔を出した。良くソルの足に咬み付くエグゼビーストである。
「城で聴いた事をアイツに言うなよ。下手をすりゃ、一人で魔王城に突っ込んで行くからな」
『グルルルルル』
「ククク、分かったら行け」
手を振ると、エグゼビーストは大人しく地中へ帰っていった。やれやれといった風に立ち上がり、ソルはカイの後を追って歩き出した。

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携帯版を更新

今日までに拍手して下さった方、有り難うございましたvv
えぇ、毎日本当に嬉しいですー。押して下さる方がいらっしゃるだけで、頑張ろうと思えます!
そうだ、頑張れ、俺!!(笑)

はい、今日は携帯版を更新致しました。
今日はと言うか、流が『更新について』のカテゴリで書く時は、携帯版のみですけれどねぇ…

サクサク行きましょう。
久々にNOVELの更新です!
捧げ物に1点、キリリク小説を追加致しました。
えぇっと、『内容は薄いのですが、無駄に長い』という代物と化してしまっておりまして、お時間に余裕のある時に読み進めるようにして下さい。
え?いつもの事ですか。そうですか。
それと、PCで見ようと思うと、とても見難いです。文字びっしりなのでね~…
え?いつもの事?そうですか。
それでも、楽しく書けたと思えるお話なので、それでもいいよって思われた方は読んでやって下さい。


次は二人旅を終わらせるぞ~!
よし!頑張れ、俺!!(笑)

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