気紛れ日記

Articles

管理人:竜胆 彩葉(りんどう さいは)


★リンク★
【お絵描き掲示板】
【鬼陽】(携帯サイト)

2/26 拍手RES

拍手有り難うございました!

今、月末なのですよねぇ……いや、月末だろうが月初めだろうが、眠いものは眠い。
眠いー…

RESは追記にて…

...続きを読む

2/24 拍手RES

拍手有り難うございました!!

昨日、相方と久々にゲーセン巡りへ行って来ましたvv GGACとKOFMIRA(だっけ?)などを散々やり倒し、戦国、DQ、GG等を熱く語り合い、久々に思いっきり笑いましたvv 楽しかったですvv 新刊の事も打ち合わせし、どうにかなれば…どうにかします←どうよ?(笑)

そう言えば…電王が終わってから、久々に早起きしましたよ、日曜(笑) キバは面白いですか?見てる方はいらっしゃるのでしょうか?流は一回だけ見て、その後から見ていないのですよ。電王みたいに途中でマジハマリ…なんて事が有り得るくらい面白いですかねぇ? あ、電王のDVDまだ見てないや。遂に例のパントマイムまで来ましたよ!(笑)

お待たせを致しましたが、RESは追記にて…

...続きを読む

ラダトーム 夜への道

今日までに拍手をして下さった方、有り難うございました。
夜に突入する時って、無駄に時間が空きますねー…
自分の頭の悪さに(以下同文)


注意書です…
当サイトの裏に過大な期待をされている方は、間違っても読みに行かないで下さいね~。
読まなくても繋がるように書くので、絶対に読みに行かないで下さい~。
裏に行って、期待外れでしたって苦情は一切聞きませんので、悪しからずご了承下さい。
ってか、その前に行かないで下さい。

アリアハンの時と同じ事書きましたけど、マジで期待はしないで下さい…
うぅ…泣きそうです…

...続きを読む

2/19 拍手RES

拍手有り難うございました!!

ゲーム日記は詰めて書くと睡眠不足になって後が続かない…
そして殺気立ったつもりは無いのですが、天罰が下り……うぅ、神よ、痛いっす。こうなるといつもよりも酷い眠気が襲って来る訳です。
ダブルパンチでしたー…

今日は早く職場に行く日で、しかも夜は再びネイルアートへvv 元気だなぁ(笑)
早くゲーム日記に取り掛からなくてはvv

お待たせを致しましたが、RESは追記にて…

...続きを読む

アリアハン Lv.? ~ アレフガルド Lv.? ②

まだ日も昇らない時刻、カイが動き出した。額に口づけを落とし、ソルを起こさないように注意しながら荷物を持って部屋を出て行った。気配が遠ざかり、町の外に向かっていった。
「……やれやれ」
ソルは薄く目を開けた。予想範囲内の行動だった。彼はゾーマを決してそのままにはしない。見てみぬ振りをして、目を閉ざし、耳を塞いで、苦しむ人々を放っておくような真似など出来ない。そういう性分なのだ。ソルよりも余程彼の方が勇者気質だろう。
「……クソ」
気怠い動作で体を起こし、未だ彼の温もりの残るシーツを撫で、ソルは吐き捨てた。その時、空間が動いた。
「何をしている、貴様。このままあの子を一人で行かせるつもりか?」
地面から母が現れた。一度としてまともに現れた例がない。そんな勇者の母親、テスタメントだった。男が放つ空気に気付いており、必要以上には近付かず、ある程度の距離を開けていた。それでも、今にも大鎌を振り回しそうな勢いである。
「行かせたくなければ、何故止めなかった?」
「止めても無駄だからだ。腱でも斬って動けなくするか、閉じ込めるしかねェ」
「では、何故追い駆けない!見す見す……」
「うるせェ!諦めて戻って来ればいいだけだ!!あいつ一人で馬鹿の元まで辿り着ける訳がねェんだ!!すぐに戻って来る!!」
母の言葉を、ドカンと力任せに壁を殴り付けて遮り、勇者が吼えた。まるで手負いの獣だ。そんな勇者の様子に、知らずテスタメントは大鎌を強く握り締めていた。
「あの子は戻らないと、解っているのであろう?」
「……ッ」
ソルは言葉に詰まった。図星だった。カイは戻らない。戻って来るとしたら、地底が滅んだ時か、カイが死んだ時だ。連れ戻したとしても、見捨ててしまった人々への罪悪感で、彼の心は死ぬだろう。ソルは頭を抱えた。そんな様子にテスタメントが笑みを浮かべた。人の心中を察する事が出来る、優しい母であった。
「何が貴様を迷わせる?何がそれ程恐ろしい?」
この言葉にソルが顔を上げて、テスタメントを見た。
「貴様が馬鹿とほざく魔王が、それ程恐ろしいか?あの子に辛く淋しい思いをさせて、それでも貴様がここで二の足を踏むほど、魔王が恐ろしいのか?」
「ざけんな、誰があんな馬鹿になんぞに……」
「では、何が怖い?」
「……」
ソルはこの言葉に、煮え繰り返るほどの苛立ちが消えた事に気付いた。カイが動く事は予測済みだ。止める事が出来ない事も解っていた。では、何がこれ程恐ろしいのか。強敵を前にして、ソルが口に出してない言葉がゾーマにはあった。それは――
「馬鹿だが……ザコじゃねェ」
「そうだな。だが、その馬鹿に貴様が怖気付く訳ではあるまい?馬鹿によって……」
「言うんじゃねェ!!!」
またしても力任せに壁を殴り、ソルが吼えた。拳を握り締めるソルの瞳が黄金色に輝いた。その底光りする目に映っているのはテスタメントではなく、ゾーマだ。
「心から愛しているのだろう。ならば、護り抜け」
「クソッタレ!!クソッタレがッ!!!」
止めに頭突きを壁に食らわし、ソルは荷物を担ぎ上げた。
「テメェに言われるまでもねェ!ククク、クックックック…クハハハハハハハ!!アイツに狙いを定めた瞬間に、生きたまま溶かしてやる!!わざわざこの俺の前に顔を出し、自己紹介しに来た事を後悔させてやるぜ!!!」
「ハハハハハハハッ!いくらでも殺って来い!!」
恐ろしい事を吐いた勇者の背を押すのだから、母も敵に対しては容赦が無い。低く笑いながら町の外へ向かう勇者を見送り、
「ふふ、繋がりを持った事で、失う恐怖が更に大きくなったのか……。無様だが、それでいい」
テスタメントは優しい笑みを浮かべた。

アリアハンからギアガの大穴までは結構な距離があり、ラーミアに乗って早朝に出掛けても着くのは夜だ。逆計算し、ソルは鋭く舌打ちした。鳥が戻って来るのを呑気に待っていては、カイが危険だ。地底の魔物は強い。カイ一人では一溜まりもないだろう。
「しゃあねェな……」
ヘッドギアを外し、ソルは荷物の中へ突っ込んだ。そして、体の奥底に押し込み、抑制していた力を少しずつ引き出した。力に呑まれてしまっては、それこそソルが魔王と化してしまう。それ位、これは危険な力であった。それを迷う事無く実行するのは、ある理由があった。ただの勘だが、外れた例の無い悪い予感だ。
「ランシール辺りで戻って来るラーミアに乗れればいいが…」
体の大きさからしてラーミアの方がスピードは速く、ソルよりも更に上空を飛ぶ。そんな鳥がどういうルートで戻るか判らない。賭けるしかなかった。ソルは翼を広げ、真西に向かって飛び立った。

何時間飛び続けているのか。風に乗って飛んでも、体力の消耗は激しかった。だが、ソルを苦しめるのは体力の消費よりも、それに伴って精神力が低下した事による意識への介入だった。体の奥底から突き上げる破壊衝動に意識を持って行かれたら、カイに追い付くという次元の話ではなくなる。
「……チィ」
酷くなる耳鳴りに、ソルの高度が下がり始めた時、上空で鳥の鳴き声が聴こえた。見上げると、雲を抜けて急降下してくる鳥がいた。雲の上を飛ぶ鳥など、ラーミアしかいない。
「ククク、どうやら今日の運はいいみてェだな」
苦笑を零し、ソルは荷物の中からヘッドギアを取り出した。ラーミアに拾ってもらい、ソルはギアガの大穴へ向かった。中に入ると、警備兵がアタフタと慌てている。
「私の相棒が落ちた穴に、賢者が自分から飛び降りて行ったんだ!」
「能無しが!どついてでも止めるのがテメェの仕事だろうが!!」
警備兵を殴り飛ばし、ソルも裂け目へと飛び込んだ。そして、船着場に着くと住人には目もくれず、落ちている宝を拾い集めた。船はカイが乗って行ってしまった為に、仕方なくもう一度力を引き出して、東の対岸へと飛んだ。そして、ソルは空を見上げた。
「アイツ、体内時計が狂ってんじゃねェだろうな」
野宿の後がどこにも無い。朝が来ないこの大地では、体内時計が狂ってしまう。何より、
「一人だしな…」
押し寄せる恐怖感を抑えるだけで、体力は消耗する。休まず動いているのだとしたら、カイの体力は限界だろう。ソルは急いで東の町に向かった。

「ラダトームの町へようこそ」
歓迎してくれたのだが、それも素通りしてカイの姿を捜そうとした。だが、訊いた方が早い。
「おい、ちょっと前に賢者が来なかったか?」
「あぁ、来たよ。声を掛けたら、ホッとしたような顔をしていたよ。可哀想に、よほど怖い目に遭ったんだろうね。え、どこに行ったかって?宿屋だよ。ほら、あそこ」
教えてもらった建物へまっすぐに進む。扉を開け放って中に入ると、カウンターでカイの姿を見つけた。何やら男と話しているようだが、ふと彼の表情が変わった事に気付いた。相手の様子を探る時のニッコリとした笑顔はそのままに、目が警戒する時のものになっている。手を出そうとした時に、嫌と言うほど向けられていた視線だ。
「?」
何か違和感があった。ソルが足を踏み出した時、カイが席を立った。だが、そのまま動かなくなってしまった。やはり、様子がおかしかったようだ。
「大丈夫か、あんた?」
「……ぁ」
汗を掻き、力の抜けてしまっている彼の様子で尋常でない事にすぐに気付き、歩み寄る。
「安心しな、朝まで部屋で介抱してやるよ」
嫌らしい笑みを浮かべた男を殴るよりも先に、カイが崩れ落ちた。咄嗟にそれを支え、
「何を飲ませた、テメェ」
ギラリと金色に底光りする瞳で鋭く睨み付けた。

...続きを読む

2/18 拍手RES

沢山拍手して下さって有り難うございました――ッ!!
オリジナル設定でしたが、楽しんで下さったのでしょうかvv

携帯版の拍手絵はPCでは表示しませんよー…て、何回書いてるだろうか、これ。
PCで携帯版をご覧になってる方は、「実は見てるんよー」って教えてやって下さい。
で、拍手絵が表示しないのを承知の上で拍手して下さっている方がいらっしゃれば、「拍手押してるよー」って教えてやって下さい。あ、相方とM様は大丈夫(笑)
ちょっと仕様を考えます。

RESは追記にて…

...続きを読む

アリアハン LV.?~アレフガルド Lv.?

ゾーマの存在を知って勇者が取った行動。宿に一泊。新たな魔王討伐などに精を出すはずも無く、バラモスを倒した褒美を手に入れたのである。この男にやる気の欠片も無いのは、今に始まった事ではない。
まだ暗い内から起きだしたカイは隣で眠るソルの額に口づけ、起こさないようにそっとベッドを出た。そして、少しの路銀と必要最小限の道具を持って宿を後にしたのである。そして向かった先は、町の外で待機しているラーミアの所だった。
「ラーミア、ギアガの大穴まで運んで欲しい」
カイが硬い口調で言った。ソルは動かない。いや、これ以上あの男に望むのは酷と言うものだろう。勇者としてバラモスを倒した。それだけで充分である。
「私一人でも行かなきゃ…」
カイはラーミアの背に乗り、ギアガの大穴へ向かった。そして、祠の前で下ろしてもらうと、
「有り難う、ラーミア。あなたはアリアハンへ戻って、ソルの力となって下さい。バラモスが残した爪痕は大きい。きっとソルを必要としている人々が沢山います。その時に、あなたがソルを支えて下さい」
そっと大きな嘴に触れながら、ラーミアに言い聞かせた。遥か未来のラーミアは人の言葉を話すと、ソルが言っていた。心を籠めた言葉なら届くかも知れない。カイは祈る気持ちでラーミアを見上げた。すると、高く一声鳴いてラーミアが空へ舞った。東へ向かう大きな鳥を目で追いながら、カイは思わず熱くなった目頭を押さえた。
「有り難う」
東。アリアハンへ戻ったのだ。

感慨に耽ってばかりではいられない。カイは洞窟内に足を踏み入れた。すると、以前来た時と様子が変わっていた。辺りには不気味な霧が立ち込め、そして、――
「大変だ!もの凄い地響きがしてひび割れが走ったのだ。何か巨大なものがこの大穴を通って行ったようなのだ!そして私の相棒がこの穴に……ああ!」
警備兵が崩れ落ちた。ゾッとするほどの深い大穴。まるで地獄にまで届くかのような暗闇が広がり、大きな裂け目が出来ていたのだ。
「…っ」
一人で行くと決めたのだ。今更引き返せない。カイは意を決すると、大穴へと身を躍らせた。

重力に逆らう事無く急降下し、どれくらいの時間が経過したのか、視界が開けた。カイは懐から取り出した封雷剣を振り、雷を打ち出した。吹き上がる風にふわりとマントを翻し、華麗に着地した。
「……ここは?」
降り立った先は船着場のようだった。小さな小屋へ入ると、人がいる。カイは知らず、安堵の息を吐いていた。
「おや?またお客さんか。そうか!あんたも上の世界からやってきたんだろう!ここは闇の世界、アレフガルドって言うんだ。覚えておくんだな」
「……闇の世界…アレフガルド」
反芻しながら、酷く寒いところである事に気が付いた。太陽の光の無い大地なのだ。カイは先に進み、大きな船を見つけた。見上げていると、子供が興味津々に近付いて来た。
「ここから東に行くと、ラダトームのお城だよ。あのね、父さんが船なら自由に使っていいって」
「有り難う」
何にしても、立ち止まっていては始まらない。カイは船に乗り、東へ向かった。そして、対岸へ船を寄せて大地に降り立つと、とりあえず地図を広げてみた。だが、今どこにいるのか分からない。どうやらここは地図に載っていないところのようだ。
「……ソルなら……」
ふと、情報を頭に買っていた勇者ならどうするだろうかと、そんな考えが頭を過ぎった。だが、すぐに頭を振ってソルを思考から追い出し、カイは先へ進む事にした。
「…」
一人で行動する事の、何と心細い事か。緊張感でカイは酷く体力を消耗していった。暫く歩いていると、マドハンドが6匹現れた。
「鋼の鞭で…っ!」
数は多いが、大した敵ではないと踏んだ。だが、それが失敗だった。仲間を呼び、どんどん増えていく。そして、呪文攻撃に切り替えようとした所で、大型モンスターの大魔神を呼び寄せられてしまった。動く石造よりも強い上級の魔物だ。
「駄目だ、闘えない!」
カイは逃げ出した。脚を活かして必死に走った。そして、歯軋りする。ずっと勇者に頼っていたのだと、ここに来て痛感したのである。悔しくて、情けなくて、浮かぶ涙を乱暴に拭い、魔物達を振り切って逃げた。そして、町にどうにか辿り着く事が出来た。

「ラダトームの町にようこそ」
ホッと安堵の息を吐き、カイは宿屋兼酒場へ向かった。荷物を部屋へ運び、腹ごしらえと情報収集の為に酒場にやってきた。カウンター席に座ると、店主が水を出してくれた。
「酷くお疲れのようだね。大丈夫かい?」
「えぇ、大丈夫です。何か食べるものを…」
「はいよ、待っとくれ」
右も左も分からない新しい土地。そして、殺気溢れる大地。強い敵。カイを消耗させる要素は山のようにあった。
(大丈夫、すぐに慣れる。一人でも大丈夫…)
そうして言い聞かせていると、ウエイトレスが料理を運んで来てくれた。カイはそれとなくバラモスの事を話してみた。
「勇者が魔王バラモスを倒したですって?でも、バラモスなど大魔王ゾーマの手下の一人に過ぎませんわ」
呆れたように笑うと、仕事へ戻って行った。カイは呆然とするしかなかった。必死で倒したバラモスがただの手下だったのだから。料理に手を伸ばしながら、そう言えばソルがザコザコと連発していたような、とふと思い出し、カイの口元に笑みが浮かんだ。
「あんた、大魔王の事を知りたいのか?」
「え……?」
食事をしていると、一人の若い男が酒が入ったグラスを二つ持ってやって来た。一つをカイの前に置き、振る舞ってくれた。先に頼んだグラスは空になっており、どうやら見計らって来たようだ。
「俺の奢りだ、飲んでくれ」
「有り難うございます、頂きます」
ニッコリと笑みを浮かべて、グラスに口を付けた。
「ここは初めてか?」
「えぇ、実は…」
一人だという事と、自分の酒の許容量を知っている為、カイはゆっくりと時間を掛けてグラスを空け、話し掛けてきた男から情報を得る事にしたのだった。

だが、時間にして約半時が経った頃――
「その勇者の判断はある意味正しいかもなぁ…。あんたも無駄に命を落とすより、もっと他に楽しい事を見付けろよ」
男がニヤリと質の良くない笑みを浮かべた。身の危険を感じる笑みに、カイは警戒心を強くした。常に勇者から似たような気配を感じていたのだ。それが、カイにとって掛け替えの無い経験となっていた。良くも悪くも、勇者である。
「いえ、私は魔王を倒す為にこの世界に来ました。それが私の意志です。失礼します」
カイは部屋に戻ろうと、スッと席を立った。だが、そこでくらりと眩暈がした。立ち眩みかと思ったが、違う。
「大丈夫か、あんた?」
「……ぁ」
気遣う声が遠くに聞こえ、一気に酔いが回ったかのような感覚だった。鼓動が煩く、ドッと全身から汗が噴き出した。
「―――――」
男が何かを言っているが、カイには聞き取れなかった。辛うじて身体を支えていた膝がかくんと折れ、崩れ落ちそうになった。それを支えたのは、酒を振る舞った男ではなく――
「何を飲ませた、テメェ」
ここにいるはずのない低い声の男の逞しい腕だった。

...続きを読む

2/17 拍手RES

拍手有り難うございました!

今日はせっせと動いたようで動いていないかも知れません。
でも、ある程度のノルマは達成したと思います。
後は自分に気合を入れるだけ……はふぅ(←!)

RESは追記にて…

...続きを読む

2/16 拍手RES

拍手して下さって有り難うございます!
せっかくの休日をグータラ過ごしてしまって何もしていません。
おぉ…勿体ない;; 明日はせっせと動くぞ!!

メールの返信は明日…ぅおお、頑張らなければ!ふ、二人旅も進めたい!!
てか、何で今日グータラしたんだ―――ッ!!!(自業自得…/泣)

あ、そうそう、カラーズの名前が決定致しましたー!
興味のある方は携帯版のHELP!ページへどうぞvv どうも期間設定を間違えていたみたいで、一日長かったようです(笑)
参加して下さった方、有り難うございました!!
名前を考えて下さった方々には是非お礼を!カラーズに取り掛かる頃に何とかSSのようなもの(?)を書きたいです。うおおおお、頑張って消化するぞ―――ッ!!
てか、何で今日(以下略)

RESは追記にて…

...続きを読む

2/15 拍手RES

昨日RESを書いている途中で気を失い、気が付いた時にはログイン時間を過ぎていたとか何とかでエラーが出て、書いた文章が全部消えてしまったのです…。
机に向かって寝るのやめようね~…(涙)

さて、拍手して下さって有り難うございました!
遅くなりましたが…RESは追記にて。

...続きを読む

二人旅 de ヴァレンタイン

山を越えて新しい町へやって来ると、いつもと様子が変わっていた。店先にはワゴンが置かれ、中には沢山のチョコレートが入っている。
「あぁ、そんな季節か。おかげで遭難するところだったじゃないか」
「まったくだ。冬山になんざ登るもんじゃねェな」
「麓の村の人達が止めるもの聞かずに、強行突破したのはお前だ。謝れ」
「無事だったんだからいいじゃね……ぉあっ!」
思い切り背中を蹴り飛ばされ、勇者が雪に突っ込んだ。
「殺す気か、駄目勇者!一歩間違ったら、凍死するところだったんだぞ!!」
「俺の勘を信じろ。天変地異が起きても生き残るぜ」
雪を被った情けない姿で自信満々に言い切る勇者に、
「………はぁ」
カイは脱力するしかなかった。何を言っても無駄のようだ。痛む頭を押さえていると、ふと視線を感じた。辺りを見回すと、遠巻きに人々がこちらを見ている。
「…?」
怪訝に思いつつ振り返ると、雪に突っ込んだままの勇者がいる。こんな寒空にいい大人が雪に突っ込んで、一体何をしているのか。興味津々な視線を向けられている当の男は、一向に周りを気にしていない。カイがカッと頬を染めた。
「早く立て!恥ずかしい!!」
「あ?坊やが蹴ったんだろ」
「お前が馬鹿だからだ!早く立て!!」
「酷ェ言われようだな、おい」
苦笑しながら勇者が立ち上がると、通りの向こうから女性の黄色い声が上がった。
「え、何?」
「んだぁ?」
驚いていると、多くの女性がソルの周りを取り囲んだ。見ると、手には綺麗に包装された箱を持っており、何の為に集まって来たのかすぐに知れた。
「勇者様ですよね?このチョコを受け取って下さい」
「抜け駆けはずるいわ!勇者様、私の愛の篭ったチョコを…」
揉みくちゃにされている勇者から距離を置き、カイが苦笑を零した。旅が進むに連れて、ソルは町々で取り囲まれるようになっていた。ぶっきら棒で返す言葉は冷たいが、しっかりと話に耳を傾ける男なのだ。それが面倒だから、極力町の人を無視して進んで来たのである。そして何より、黙って立っていれば男前なのだ。いくらでも女が寄ってくるのである。カイは小さく笑うと、手を上げてソルに合図を送った。
「ソル、宿を取っておくから、後で来い」
「待ちやがれ、テメェ!置いて行くな!!」
こんな日に町に辿り着いた勇者の運がいいのか、悪いのか。珍しく困り果てた勇者を薄情にも置いて、カイは宿に向かったのだった。

一階が食堂で上階からが宿泊施設となっている宿だった。山越えして来た旅人の為に、一階には大きな暖炉があり、すぐに暖めるようになっていた。カイも部屋に荷物を置いて、暖かい食堂へ降りてきた。その間に従業員達が部屋を暖めてくれるのである。
「あんた、勇者のお供の人だろ?さ、こっち来て温まりな」
「有り難うございます」
カイは柔らかい笑みを浮かべ、勧められた席に着いた。人々のカイへの認識はあくまでも『勇者の供』だった。責任や重圧は全てソルが一人で背負っているのだ。この言葉を聴く度に、カイは陰で勇者を支える努力をしてきたのである。
「ほらよ、濁酒だ。温まるぞ」
「…どぶろく?」
「知らないのか?この辺りじゃ子供も好んで飲む酒だ。美味いぞ」
「そうなのですか。頂きます」
感嘆の息を吐きつつ、白く濁った酒を一口飲んだ。甘みがあり、やさしい口当たりで飲み易い。溶解した米を噛むと、甘味が口内に広がった。
「甘くて美味しいです」
「だろう?どんどん飲んでくれ」
「有り難うございます」
摘みまで並べられ、カイは小さく笑った。日の高い内から酒を飲むのは気が引けたが、一人で部屋にいるよりかは気分が紛れる。ちびりちびりと酒を舐め、カイはソルがやって来るのを待っていた。甘くて飲み易いが、酒は酒。油断してはならないのが、アルコール度だ。
「おいおい、大丈夫か?」
「ふふふふふふ、私よりもあいつの心配をしてあげて下さい。私は大丈夫ですから……」
「いやいや、どう見ても今のあんたは大丈夫じゃねぇぞ?」
「ふふふふふ、大丈夫です……」
「駄目か……おい誰か、入り口で捉まってる勇者を連れて来てくれ」
突っ伏してしまっている賢者に水を出しながら、店主が従業員の一人を助っ人として送り出した。そうしていると、ソルにチョコレートを渡し終えた女性が次々とカイの元へとやって来た。彼の周りに箱の山が出来上がる。とりあえず籠の中にチョコの箱を詰め込み、部屋へと運ぶ。その作業を繰り返しているが、
「……勇者はどうした?」
一向にやって来ない。店主が途方に暮れた頃、ようやく大荷物を抱えた勇者と従業員がやって来た。
「何だ、そりゃ?」
「あんたの格好も似たようなもんだぞ」
「そうかよ」
「それより、手伝ってくれ」
やれやれと溜め息を吐き、ソルは荷物を店主に預けると、カイを抱き上げて階段を上がっていった。真っ赤な顔をして気持ち良さそうに眠っている彼には笑みを誘われたが、部屋の中の箱の山にソルはげんなりとした。
「いやぁ、凄い数だな。色男は辛いなぁ、勇者の兄ちゃん」
「冗談じゃねェぜ……どうせノリで渡しに来ただけだ。下で配ってくれ」
「無理矢理手渡されてきたんだろうが、あんたも大概酷いな。食ってやんなよ」
「うるせェ、全部初対面の女からだぜ」
町に辿り着くと同時だったのだ。名前も知らない相手からの貰い物など、気持ち悪いだけだ。
「……やれやれ、しゃあねぇな。燃やしちまうか……」
ふーと溜め息と共に吐き出した言葉に、店主が飛び上がって驚いた。
「捨てるくらいなら下で配らせてもらうよ、勿体ない」
「あ?あぁ、助かる」
店主が慌てて箱の山を持って降りていった。

そうしたやり取りの間も、カイは幸せそうに眠っていた。ふとソルは懐の煙草が切れている事に気が付いた。外に買いに出れば、また囲まれてしまう。
「あ~、ツイてねェ」
毒吐きながら、それでもストックを求めて自分の荷物の中を漁ったが、無い。しっかり者のカイが用意していないかと、彼の荷物の中も漁る。すると、やはりストックを用意している。そして、もう一つ用意されている物に気付いた。
「板チョコ…?何でこんなモン…」
彼はヴァレンタインの事に気付いていなかった。偶然だろうかと思ったが、ソルはその考えをすぐに否定した。
「俺が冬山に登ると読んでいたのか……」
良く見ると他にも入っていたのだ。板チョコやキャラメルなど、決して無駄遣いをしない彼がカロリーの高い菓子を買い込み、用意していたのである。包装も何もされていない、ただの板チョコ。綺麗に包装された高級チョコレートよりも、ソルにとって嬉しいものだった。視線を前に戻すと、幸せそうに眠っている彼がいる。自然とソルの口元に笑みが浮かんだ。
「そんな無防備にしてると抱いちまうぞ、カイ」
「ん~?もう飲めません」
「ククク……あぁ、そうだな」
寝惚けている彼の髪を撫で、そしてそっと唇に口づけた。

番外編 終

...続きを読む

アリアハン 夜への道

…申し訳ございません…。先に謝っておいた方がいいと思いました(笑)
今日までに拍手をして下さった方、有り難うございました。
自分の頭の悪さに泣きそうですー…(涙)


注意書です…
当サイトの裏に過大な期待をされている方は、間違っても読みに行かないで下さいね~。
読まなくても繋がるように書くので、絶対に読みに行かないで下さい~。
裏に行って、期待外れでしたって苦情は一切聞きませんので、悪しからずご了承下さい。
ってか、その前に行かないで下さい。


本当にすみません…(涙)

...続きを読む

2/9 拍手RES

ただいまです~、リフレッシュ旅行から帰って来ました~。
う~む、せっせと歩いたのであちこち痛いですが、元気です(笑)
何が駄目って、この運動不足か…

拍手RESは追記にて…

...続きを読む

2/8 拍手RES

沢山の拍手を有り難うございました!
執筆速度の遅い亀の手と、空っぽの頭のおかげで時間だけが刻々と過ぎて行きます(笑)
更新速度が落ちるー…

RESは追記にて…

...続きを読む

バラモス城② Lv.34

相も変わらずバラモス城の庭先でレベル上げに勤しむ勇者一行。何故かエビルマージが出て来ない。運が良くなったのかと思つつ、レベル上げに励む。すると、地獄の騎士、ホロゴースト、はぐれメタルが一体ずつ現れた。世界最高の経験値を持つ、はぐれメタル。守備力と素早さがかなり高く、すぐ逃げるので倒すのが困難な魔物である。
「一応攻撃に行っとくか」
意外と堅実な勇者は、世界最高の経験値を当てにしていなかった。はぐれメタルよりも早く動くカイの攻撃は避けられてしまった。だが、珍しくはぐれメタルが攻撃して来た。ソルが5ポイントのダメージを受けた。だが、はぐれメタルは3ポイントのダメージ。現在のソルの装備は刃の鎧。鋭い刃を取り付けており、受けたダメージの半分以上を相手に返す事もある鎧だ。
「よし、今だ!ソル、攻撃に……!」
好機と取ったカイが振り返った。だが、ホロゴースが唱えたザラキでソルが死亡。
「コラ――――――――ッ!!!!!」
カイが絶叫した。どこまでも運が悪い。
「く……っ、一か八か…」
ホロゴーストの昇天呪文も怖いが、地獄の騎士の焼け付く息も怖い。だが、それでもカイは勇気ある賢者だった。はぐれメタルに狙いを定めて地を蹴った。カイの攻撃ははぐれメタルを捕らえ、倒す事に成功した。
「…やったっ!」
喜んだのも束の間、現実は厳しかった。残る魔物は二体。単身攻撃に出るか、勇者を蘇生させるか。迷ったが、ソルがいなくてはカイは闘えない。何度か蘇生呪文に失敗しつつソルを生き返らせた。
「良くやった」
口の端を上げて笑う勇者に、カイは温かくなる胸を押さえながら、攻撃に出た。魔物の群れをやっつけると、カイのレベルが上がり、冷熱防御の呪文を覚えた。
「行くか」
「はい」
勇者の言葉に迷う事無く従う賢者。路銀を預け、セーブを取り、いざ決戦へ向かった。

迷路のような城を迷わずに進み、焔が吹き荒れる玉座へ辿り着いた。そこに座するのが、魔王バラモスだ。
「坊や、祈りの指輪を持っていろ」
「はい。光の玉は……?」
「捨てろ」
「捨てられません。使わないなら、道具袋に入れておくからな」
光の玉の事で再び勇者のテンションが下がってしまった。カイはそっとソルの手を取った。
「ソル、頑張りましょう」
真摯な眼差しを向けるカイを見下ろし、ソルはハッと我に返った。目の前の賢者。そして、玉座に座る魔王。やっとここまで来たのだ。勇者のや(ヤ?)る気が急上昇した。
「ク…ククク、クックックック、クハハハハハハ……」
低く笑いながらソルは玉座へ向かった。
「遂にここまで来たか、ソルよ。この大魔王バラモス様に逆らおうなどと、身の程をわきまえぬ者達じゃな。ここに来た事を悔やむが良い。再び生き返らぬよう、そなたらのハラワタを喰らい尽くしてくれるわっ!」
「ア――――ッハハハハハハハッ!!ザコが!!今の俺に立ち向かおうなんざ100万年早い!!覚悟しやがれ!内臓から少しずつ焼いていってやる!!死んだ方がマシだと泣いて頼んだら、骨すら残さず焼き尽くしてやってもいいぜ!!!」
どちらが魔王か解らない。
「ソル…一応勇者なんだから、言葉を選んでくれ……」
ご尤も。カイが恥ずかしそうに俯いた。だが、
「カイッ!ザコだが、油断するな!!態勢が整ったら回復に徹しろ!!」
「は、はい!!」
戦闘に突入すると、勇者は頼もしく、稲妻の剣を構えて走る姿は格好いい。ホゥッと感嘆の息を吐き、だがすぐに気を引き締めると、カイはスクルトの呪文を重ね掛けすると、フバーハを唱え、自分にはマホカンタ。そして、ソルにバイキルトの呪文を掛けた。
「ククク、クックックックック……ザコが」
ソルが肩を揺らして笑った。カイが竦み上がった。態勢さえ整えば、バラモスはザコだ。攻撃パターンはメラゾーマ、バシルーラ、メダパニ、激しい焔、通常攻撃の二回攻撃である。油断をせず、しっかりと回復を行えば怖い相手ではない。四体で出てきたエビルマージの方がまだ強敵だ。そして――

「楽には死ねんぞ!!!」
だが、結局ソルは一度も会心の一撃を出す事もなく、バラモスをやっつけた!
「ぐぅっ……お…おのれ、ソル……。わ…わしは……諦め…ぬぞ…ぐふっ!」
バラモスの体が消滅した。

渦巻く焔と共に邪悪な気配が消え去ると、
「……やった」
ポツリとカイが呟いた。そして、彼の顔に笑みが浮かんだ。
「やったっ!やったよ、ソル!!」
「ぅお!?」
カイが喜び、ソルへ飛び付いた。勢い余って倒れ込んだが、ソルはしっかりとカイの身体を受け止めた。
「おめでとう!お疲れ様、ソル!」
「…あぁ」
涙を流すカイの背中に手を回そうとしたところで、腕の中の彼が立ち上がった。スカッと空を掻いた手の行き場をなくし、ソルは不満そうにカイを見上げる。
「さ、帰ろう!王様が待ってるよ!」
「あ?ここでヤるんじゃねェのか?…うぉおあ!」
「馬鹿ッ!家に帰るまでが旅行だろう!!」
「……ウゼェ」
ウンザリとソルが吐き捨てた時、温かい光が辺りを包んだ。ソル達のHPとMPが回復した!どこからともなく声が聞こえる。
「ソル…ソル…私の声が聞こえますね?あなた達は本当に良く頑張りました。さぁお帰りなさい。あなた達を待っている人々の所へ……」
誰かは知らないが、アリアハンへ運んでくれた。町に入ると、人々が出迎えてくれていた。
「おおっ、ソルが帰ってきたぞ!」
「勇者だ!勇者が魔王バラモスを倒して戻って来た!」
「わーい、わーい!」
「これで…これで平和がやってくるのじゃな……」
「お疲れ様……そして、有り難う、ソルさん!」
口々に喜ぶ彼等に、ソルが溜め息を吐いた。
「どうでもいいがな……」
「こら、そんな事を言わない。さ、皆にも……て、ちょっと、ソル!」
他の人々は再び無視して、王様の元へと向かう勇者一行。相変わらずである。

「おおソルよ!よくぞ魔王バラモスを打ち倒した!さすがオルテガの息子!国中の者がソルを称えるであろう。さぁ皆の者!祝の宴じゃ!」
兵達が楽器を奏でた直後、辺りが闇に包まれ、巨大な雷が兵達を襲った。そして、地響きと共に不気味な声が辺りに響いた。
「わははははははっ!喜びのひと時に少し驚かせたようだな。我が名はゾーマ。闇の世界を支配する者。このわしがいる限り、やがてこの世界も闇に閉ざされるであろう。さぁ苦しみ、悩むが良い。そなたらの苦しみはわしの喜び……。命ある者全てを我が生贄とし、絶望で世界を覆い尽くしてやろう。我が名はゾーマ。全てを滅ぼす者。そなたらが我が生贄となる日を楽しみにしておるぞ。わははははははっ…………!」
地響きが収まり、ゾーマの気配が遠ざかった。そして辺りに光が戻った。
「……ゾーマ?」
カイが魔王の名を口に出すと、ソルが鋭く舌打ちした。
「チッ、呼んでもいねェのに出てきて、無駄に自己紹介して行きやがって」
「……光の玉は魔王との戦いの時に必要って…」
「それより坊や、そこのジジイの面倒を看てやったらどうだ?」
「え?」
誤魔化されたような気がしないでもないが、ソルの指した先には今にも倒れそうな王がいた。
「なんとした事じゃ……。やっと平和が取り戻せると思ったのに……。闇の世界が来るなど皆にどうして言えよう……。ソルよ、大魔王ゾーマの事くれぐれも秘密にな……。もう疲れた……。下がってよいぞ……」
王が項垂れてしまった。
「おいたわしや。王様はすっかりお力をなくされたようじゃ。王の代わりは暫くわしがする事にしよう」
そう言って、大臣がセーブを取ってくれた。
「……ソル」
「…」
不安そうにしているカイを連れて、ソルは決意を胸に黙って城を出た。

...続きを読む

2/4 拍手RES

えぇっと、沢山の方に見に来て頂いて恐縮です。
今日はゲーム日記の続きを書く時間がなくなったので、また明日以降書きますね(笑)

そうそう、今日GG2の攻略本を手に入れて、ざっと目を通したのですが……
あははははは……何も見なかった事にして、ゲーム日記に集中します。集中しなくては…


拍手して下さって有り難うございました!
地上編、次回で終了です!……夜は別ですけれどね(笑)
RESは追記にて…

...続きを読む

バラモス城① Lv.34

バラモス城でせっせとレベルを上げる勇者一行。だが、万全の状態で闘っても、瀕死の状態で何とか敵を退けるので精一杯である。
強敵がエビルマージ。マヒャド、メラミ、メダパニ、ベホマ、ラリホー、マホトーンを唱え、更に焔を吐く魔法使いである。最大四体群れて出てくると、ソルは必ず戦闘不能に陥ってしまう。カイは呪文反射の呪文で、呪文攻撃を退ける事が出来るが、その分ソルが集中攻撃を受け、まともに呪文攻撃を食らってしまうのだ。蘇生呪文を唱え、体勢を立て直し、敵を倒す。カイのMPの消費は激しかった。
「大丈夫か、坊や?」
「私よりもソルの方が辛いだろう?回復を…」
「いい、自分で出来る。坊やは少しでも魔法力を温存してろ」
上級の回復呪文まで覚えたソルは、自分で出来る事は自分でやるようになった。戦闘中の回復、補助などをカイに一任している為だ。
「有り難う。それにしても…エビルマージが出て来ると本当に辛いな…。魔法を封じられたら回復も出来ないし、逃げる事も出来ない。他の回復手段があれば楽なんだけど…」
「……?」
「ソル、どうした?」
「……石だったか……?」
「?何だ??また何か思い出したのか?」
何かを思い出しては行動を起こす勇者。だが、先のその行動で自暴自棄に陥ったのは記憶に新しい。考え込む勇者に、カイは不安そうに瞳を揺らめかせた。
「付いて来い」
「う、うん」
庭先でレベルを上げていたソルは城内に入った。背後のカイが緊張するのが伝わってきた。当然だ。屋内では移動呪文が使えない。詰まり、戦闘中に逃げる事が出来ないのだ。
「宝箱の数は?」
「え……?ちょっと待ってくれ」
数を数えさせると、1階に宝箱が3つあった。
「3つ……。内、一つが石か?」
「石って何だ??」
「行ってみるか」
「質問に答えろ」
質問に答えず、黙々と先を進む勇者。そんな男の後を慌てて追う賢者。何故か道を知っている勇者が心強い。だが、運の悪さは世界一だろう。
「どうしてエビルマージばかり出てくるんだ!!」
「他の奴らは冬眠中だ!!」
「嘘ばっかり!!」
「黙って働け!!」
言い合いながらでも、息はピッタリの二人である。だが、強敵なのだ。
「ヘヴィだぜ」
ソルが戦闘不能に陥った。カイは光の壁に守られ、呪文攻撃の全てを跳ね返す。
「ソルッ、起きろ!!」
蘇生呪文を唱え、カイはソルを生き返らせた。だが、成功率は50%。更に、HPも半分しか回復しないのだ。すぐにソルは瀕死に追いやられてしまう。
「……チィ」
「ベホマッ!」
誰よりも早く動くカイ。ソルの体力を回復し、ニッコリと笑った。
「馬鹿が!テメェの回復をしろ!!」
剣を握り、ソルが地を蹴る。エビルマージを一体倒した。残るは三体。
「ソルの方が集中攻撃を受けるんだから、先に回復するのは当然だろう?私は大丈夫」
「やれやれ…俺が坊やの足を引っ張ってりゃ世話ねェぜ…」
「この馬鹿!早く倒せ!!」
「あ?あぁ」
一体減るだけでだいぶ余裕が出来る。攻撃をソルに任せ、カイは回復に重点を置き、攻撃に出れそうであれば出て、エビルマージをやっつけた。
「……やれやれだぜ」
「この馬鹿ソル!!」
「おぁ!」
カイが剣を納めたソルの背中を蹴り飛ばした。
「…てェな!何しやがる!!」
「謝れ、馬鹿!!」
「んだぁ?」
「私がどんな気持ちで後方支援に徹していると思っているんだ!お前みたいに強い力を持っていないし、装飾品を譲ってくれなかったら敵の攻撃にも耐えられない!!常に足を引っ張っているのは私の方だろう!!」
カイが悔しそうに唇を噛み、ソルは自分の吐いた言葉で彼を傷付けた事に気が付いた。カイが誰よりも早く動けるのは、ソルが星降る腕輪を譲ったからだ。素早さを2倍にするだけでなく、守備力も大幅に上がる。これがなくてはカイは攻撃に耐えられないのだ。
「私は、お前の役に立ちたい。役に立てるのが嬉しいんだ」
「悪ぃ」
「……解ればいいよ。さ、先に進もう」
微笑む彼を引き寄せ、ソルはそっと額に口づけた。サッと頬を染める彼の前を歩き、目的の場所まで迷わずに進む。
「あ、宝箱!」
宝箱に目敏い元盗賊の賢者である。嬉しそうに上から開けていく。
「魔人の斧と、祈りの指輪。これで結構な数の祈りの指輪が手に入ったぞ」
「あぁ、戦闘中でもマズイと思ったら使え」
「うん」
そして、最後の宝箱を開けた。
「不幸の兜だ。……これが欲しかったのか?」
「……ツイてねェ」
ソルが大きな溜め息を吐いて項垂れた。どうやら目当ての物とは違っていたようだ。不幸の兜は死んだ者の魂が宿っており、守備力は高いが運の良さが0になってしまう、呪われた防具である。
「これ以上運が悪くなるとも思えねェが、マジでツイてねェ」
「??」
トボトボと歩く勇者のなんと情けない事か。カイは首を傾げながらその後を追ったのだった。

...続きを読む

レイアムランド Lv.?~バラモス城 Lv.34

勇者一行はランシールから再び航路でレイアムランドへ向かった。台座に最後のオーブを乗せた。すると、オーブが光り、祭壇の卵へと光が注がれた。卵を調べると、今にも割れそうに震えている。どうやら孵化させるには巫女に話しかけないといけないらしい。
「「私達」」
「「この日をどんなに」」
「待ち望んでいた事でしょう」
「「さぁ、祈りましょう」」
「時は来たれり」
「今こそ目覚める時」
「大空はお前のもの」
「舞い上がれ、空高く!」
卵が割れ、不死鳥が飛び立っていった。台座のオーブも力を失ったように、微かな光を放つのみだった。
「伝説の不死鳥ラーミアは蘇りました」
「ラーミアは神の僕」
「心正しき者だけが」
「その背に乗る事を許されるのです」
「さぁラーミアがあなた方を待っています」
「外に出てごらんなさい」
表に出るとラーミアが待機している。
「心正しき者だけが乗れるって言っていたぞ?」
カイがソルを振り返った。まるで某黄色い雲のようだと、勇者が笑い飛ばす。
「だいぶ後の話ではお前は喋るんだが……今のお前はそこまで成長してねェか…」
「……え?人の言葉を話すのか?」
「ククク、坊やが生きてる間は無理だとよ」
「何だそれ」
意味不明な勇者の言葉に首を傾げつつ、カイはラーミアの背に乗った。ソルもそれに続き、バラモス城へ飛んでいけるようになった。
「先に行く所がある」
「え?う、うん」
何故か行く所を知っている勇者。賢者はその言葉に従うのみである。

向かった先は高い山に囲まれた城。天空に一番近い場所にあると言われる竜の女王の城だった。
「うわぁ、凄い」
「アホ面下げてないで付いて来い」
「……失礼な」
またしても住人を無視して行くソルに、カイはいいのかと思いつつも口を出さずに付いていく。
城を進むと竜がいた。
「私は竜の女王。神の使いです。もし、そなたらに魔王と闘う勇気があるなら、光の玉を授けましょう。この光の玉でひと時も早く平和が訪れる事を祈ります」
ソルは光の玉を受け取った。
「生まれ出る私の赤ちゃんの為にも……。………」
なんと、竜の女王が消えてなくなり、後には緑の斑点の卵が残った。ソルはそっと卵に触ってみた。安らかな寝息が聞こえたような気がした……。
「魔王と闘う時に必要な光の玉…か」
カイが光り輝く玉を見下ろした。
「……ここは後回しで良かったのか……?」
勇者が首を傾げた。どうやら記憶が混同しているようだ。
「ソル、大丈夫か?」
「……あぁ、行くぞ」
「うん」
ラーミアの背に乗り、移動する。失敗したという顔を見せたソルに、カイは首を傾げた。
「バラモスと闘う時に必要な玉なんじゃないのか?」
この言葉に、ソルは光の玉を捨てようとした。だが、捨てられない。とても重要な物のようだ。
「何がしたいんだ??」
一気にテンションが下がってしまったソルに、カイは訳が分からないと首を振った。
勇者、痛恨のミス。

そんな男に代わり、カイがバラモス城へ行くようにラーミアに頼んだ。城の近くに洞窟がある。ネクロゴンドの洞窟を越えた先に見えていた洞窟だ。
「ソル、先に洞窟に行ってみよう。何かあるかも知れない」
「……何もねェから行かなくていい」
「一体どうしたんだ?竜の女王が亡くなったのが、そんなにショックだったのか?」
「ククククク、卵を割って食べて来りゃ良かったか…」
「馬鹿ッ!!」
何故か自暴自棄になっている勇者を置いて、カイは洞窟に入ってみた。モンスターの気配は無いが、兵士が待機している。
「ここはギアガの大穴。我らはここを見張っている。時々やって来る者がいるのだ。人生を儚んで身を投げようとする者がな。どう見ても天国へ繋がっているとは思えぬがな」
塀に覆われた中に、地獄の果てまで続くかのような大穴が開いている。
「……ギアガの大穴?どこかで聞いたような気がするんだけど……」
カイは頭を捻った。ソルにはぐらかされたが、確かに聞いた。

渇きの壺が納められていた浅瀬の洞窟だった。
「私は古を語り伝える者。イシス砂漠の南、ネクロゴンドの山奥にギアガの大穴ありき。全ての災いはその大穴よりいづるものなり」

「……どこだったかな?」
結局、思い出せずにカイは諦めた。
「この大穴に入って行ったものは誰一人帰ってこぬ。穴の中がどうなっているのか、誰も知らぬのだ。もし、そなたの仲間が混乱して穴に飛び込もうとした時などは、叩いてでも正気付かせる事だ。混乱は叩いて直す。これは戦闘中でも言える事だがな」
「そうなんですか」
いい事を聞いた。カイは微笑み、洞窟を出た。ラーミアの背には未だに立ち直れていない勇者がいる。仕方が無いと溜め息を吐くと、カイはバラモス城へ向かった。
「ソル、頼むからしっかりしてくれ」
「あ~~~~~~……」
「混乱してるのか?殴るぞ?」
「あ~~~~~~……」
トボトボと歩く勇者の背のなんと頼りない事か。カイは溜め息を吐いた。その時、動く石造が三体現れた。トロルよりも強い、大型モンスターである。
「……ソルッ!」
「眠らせろ!」
「は、はい!!」
ソルは稲妻の剣を握り、地を蹴って走り出した。やはり戦闘中は頼りになる。カイは眠りの杖を掲げた。続いて守備力増強の呪文を使い、補助に徹する。そうして堅実な戦法を取り、動く石造を倒した。
「ふぅ、やっぱり敵が強いな…」
「あぁ、テラスか回廊でレベルを上げる。ヤバくなったら、移動呪文で逃げるぞ」
「はい」
ようやく立ち直ったソルに、知らずカイはホッと安堵の息を吐いた。
「?どうした?」
「え?いや……何でもないよ」
油断無く辺りに視線を走らせる勇者の頼もしい姿に安心した、とは言えるはずも無く。カイはふわりと笑った。
「ククク、俺に見惚れてねェで、周りに気を付けろよ」
「う、煩いな!分かってるよ!」
ソルに見透かされているのが悔しかったが、事実である。カイは顔を赤くしながら勇者の後をついて行った。

...続きを読む

Paging Navigation

Navigations, etc.

About This Website

/